【エルムステークス2021】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2021年8月8日（日）に行われる「エルムステークス2021」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で26回目を迎える「エルムステークス」は例年は札幌ダート1700Mで行われますが、今年は函館ダート1700Mで行われる３歳以上のＧ３重賞です。
JBCクラシックやチャンピオンズＣなどの秋以降のダートＧ１戦線を見据えた馬なども出走してくるレースで、歴代の勝ち馬には後にダートのＧ１レースで活躍する馬が多数出ています。
過去10年の１番人気馬の戦績は3-1-3-3、勝率30%、連対率40%、複勝率70%ということで、１番人気馬の信頼度は標準的なレースと言えるかと思います。

エルムステークス2021 出走予定馬

登録馬は以下の20頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

アメリカンシード

戦績11戦4勝 栗東・藤岡健一

父Tapit　母父Stormin Fever

前走は平安Ｓ（Ｇ３ 中京ダート1900M）に出走し、１番人気に推されたが結果は２着。
その前走は勝ったオーヴェルニュか１秒差の６馬身離されての２着でということで、少し底が割れてきた感じも正直する。
今回も人気になりそうだが、過信は禁物という気がする。

ソリストサンダー

戦績24戦5勝 栗東・高柳大輔

父トビーズコーナー　母父スペシャルウィーク

前走は船橋のかしわ記念（Ｇ１ 船橋ダート1600M）に出走し、６番人気だったが２着に好走。
これまでダート重賞の勝ち鞍は無いが、４走前に武蔵野Ｓ（Ｇ３）２着と前走の２着がある。
右回りでもパフォーマンスは良いので、今回のメンバー相手でも十分やれそうだとは思える。

ウェスタールンド

戦績34戦6勝 栗東・佐々木晶三

父ネオユニヴァース　母父Marquetry

前走はプロキオンＳ（Ｇ３ 小倉ダート1700M）に出走し、２番人気だったが結果は７着。
その前走は約半年振りのレースだったので、時計の速い馬場でのレコード決着では９歳のセン馬にとってはさすがにきつかったか。
それでも、今回は一度叩いて状態は確実に上がっている筈なので、巻き返す可能性はかなりありそうか。

スワーヴアラミス

戦績25戦7勝 栗東・須貝尚介

父ハーツクライ　母父Sligo Bay

前走はマリーンＳ（オープン 函館ダート1700M）に出走し、３番人気だったが見事１着。
昨年のマーチＳ（Ｇ３）を勝ったあとは１年近く案外なレースが続いていたが、直近２戦の北海道のレースで復調の兆しをハッキリ示している。
元々地力の高い馬だとみていたので、再浮上モード突入ということならここでも十分勝ち負けになりそうか。

タイムフライヤー

戦績25戦5勝 栗東・橋口慎介

父ハーツクライ　母父ブライアンズタイム

前走はマリーンＳ（オープン 函館ダート1700M）に出走し、１番人気に推されたが１２着に大敗。
その前走は５８キロを背負って大外から好スタートで２番手に付けたが、直線では全く脚が残っていなかった。
直近の２戦は案外過ぎる結果に終わっているが、未だ見限るのは早計な気がするので軽視は禁物か。

現時点での狙い馬候補

コノ馬、前走の凡走は久々でコノ馬には不向きの馬場状態と流れになったので言い訳出来る。
今回、状態は確実に上向くのに対し、人気落ちは確実と思えるので、絶好の狙い目になる筈か。

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