【東京スポーツ杯２歳ステークス2021】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2021年11月20日（土）に行われる「東京スポーツ杯２歳ステークス2021」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で26回目となる「東京スポーツ杯２歳ステークス」は東京芝1800Mで行われる２歳限定のＧ３重賞です。
１２月に行われる朝日杯ＦＳやホープフルＳを見据えた好素質馬が揃うレースで、後にＧ１レースで活躍する馬が多数勝っている出世レースとなっています。
過去10年の１番人気馬の戦績は5-1-1-3、勝率50%、連対率60%、複勝率70%ということで、勝率がかなり高く１番人気馬の信頼度は高めのレースとなっています。

東京スポーツ杯２歳ステークス2021 出走予定馬

登録馬は以下の14頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

イクイノックス

戦績1戦1勝 美浦・木村哲也

父キタサンブラック　母父キングヘイロー

前走は新潟芝1800Mの新馬戦に出走し、２番人気だったが見事１着。
その前走の新馬戦の勝ちタイムが1分47秒4、上り３Ｆ34.5ということで数値上も優秀だが、直線で2着馬に６馬身差を付けて引き離す一方の脚はかなりインパクトがあった。
この前走の新馬戦の３着馬が後にアルテミスＳ（Ｇ３）を勝つサークルオブライフなので、この点からも前走の優秀さを示している。
他にも素質馬が出てくると思うが、既に示しているレベルの高さでも例年なら十分勝てるレベルに達しているので、有力な１頭に間違いないか。

レッドベルアーム

戦績1戦1勝 栗東・藤原英昭

父ハーツクライ　母父Unbridled’s Song

前走は阪神芝1800Mの新馬戦に出走し、１番人気に応えて見事１着。
その前走の新馬戦の勝ちタイムが1分47秒9、上り３Ｆ35.4ということで全体時計は水準以上のレベルか。
直線で追い出してからエンジンの掛かりが遅い印象だが、その分ゴール前の伸びはシッカリしていたので先々はもっと長い距離がいいかも知れない。

ダンテスヴュー

戦績2戦1勝 栗東・友道康夫

父キングカメハメハ　母父フレンチデピュティ

前走は中京芝2000Mの未勝利戦に出走し、１番人気に応えて見事１着。
その前走の未勝利戦の勝ちタイムが2分00秒9、上り３Ｆ35.8ということで全体時計は水準以上のレベルか。
直線の走るフォームがやや重心が高くみえたので、距離短縮がどうかは微妙な気がするが、素質自体はかなり高そうな気がする。

アルナシーム

戦績1戦1勝 栗東・橋口慎介

父モーリス　母父ディープインパクト

前走は函館芝1800Mの新馬戦に出走し、２番人気だったが見事１着。
その前走の新馬戦の勝ちタイムが1分50秒1、上り３Ｆ35.4ということで全体時計は特に目立たないが、道中後方のポジションから３コーナー過ぎから馬群の外目をまくって進出し、そのまま直線で楽々と抜け出して２馬身差を付けたので、これは着差以上の好内容だった気がする。
アルアインやシャフリヤールの近親ということでこれからまだまだ強くなりそうな感じもする。

現時点での狙い馬候補

このレース、昨年はダノンザキッド、一昨年はコントレイルが勝ってともに次走のホープフルＳ（Ｇ１）を勝ったが、コノ馬、恐らくダノンザキッド以上でコントレイルにも匹敵するレベルのスケール感がある。
血統的にもまだまだ奥がありそうなので、ここでのパフォーマンス次第では来年のクラシックの主役を決定させてしまうかも知れず、ここは人気でも仕方ないとみている。

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