【ステイヤーズステークス2021】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2021年12月4日（土）に行われる「ステイヤーズステークス2021」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で55回目となる「ステイヤーズステークス」は中山芝3600Mで行われる３歳以上のＧ２重賞です。
国内で行われる平地の最長距離のレースとして行われるレースですが、年によってはこのレースの勝ち馬が暮れの有馬記念にも出ることがありますので、注目すべきレースかと思います。
連覇の多いレースでもあり、過去にはアイルトンシンボリやスルーオダイナ、最近ではデスペラードが連覇を達成していますが、2015～2017まではアルバートが３連覇を達成しています。
過去10年の１番人気馬の戦績は5-1-2-2、勝率50%、連対率60%、複勝率80%ということで、勝率が高く１番人気馬の信頼度はかなり高いレースとなっています。

ステイヤーズステークス2021 出走予定馬

登録馬は以下の14頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

オセアグレイト

戦績20戦5勝 美浦・菊川正達

父オルフェーヴル　母父Bahri

前走は京都大賞典（Ｇ２ 阪神芝2400M）に出走し、１４番人気６着。
昨年のこのレースの勝ち馬で、他にも昨年のダイヤモンドＳ（Ｇ３）で３着好走の実績があり3000M以上の長距離実績は現役随一か。
恐らくここを目標にしていると思われるので、２年連続の好走の可能性はかなり高そうか。

ボスジラ

戦績17戦5勝 美浦・国枝栄

父ディープインパクト　母父Mr. Greeley

前走はアルゼンチン共和国杯（Ｇ２ 東京芝2500M）に出走し、８番人気１５着。
その前走は果敢にハナを切ったが４コーナー手前で手応えが悪くなり、直線では全く脚が使えていなかった。
パワー型だがスタミナはそれほど無い感じで3000M以上だと明らかに苦しいと思えるので、思っていたよりも人気になるようなら割り引きたい。

ヴァルコス

戦績10戦2勝 栗東・友道康夫

父ノヴェリスト　母父ダンスインザダーク

前走はカシオペアＳ（Ｌ 阪神芝1800M）に出走し、８番人気７着。
昨年の３歳時に青葉賞（Ｇ２）２着の実績があるが、その後は４戦して掲示板に乗れていない。
前走は約１年振りだったので言い訳が出来るが、今回ここである程度の好走が出来ないとこの先ますます苦しくなりそうか。

カウディーリョ

戦績13戦5勝 美浦・堀宣行

父キングカメハメハ　母父サンデーサイレンス

前走は丹頂Ｓ（オープン 札幌芝2600M）に出走し、１番人気に応えて見事１着。
これまで重賞は何回か走ってこれと言った実績は無いが、今年の夏にオープン格の長距離レースで安定した走りを披露している。
着実に力を付けていて、年齢の割に使い込んでもいないので、未だこれから強くなる余地もあり、ここでの激走も期待出来そうか。

アイアンバローズ

戦績16戦4勝 栗東・上村洋行

父オルフェーヴル　母父Royal Anthem

前走はアルゼンチン共和国杯（Ｇ２ 東京芝2500M）に出走し、６番人気６着。
３走前に準オープンを勝ち上がり、直近の２戦は重賞を使ったが掲示板に乗れていないので壁に当たっている印象がある。
3000M以上のレースは初だが、適性はあるかも知れないのでここでは軽視は禁物か。

現時点での狙い馬候補

コノ馬、これまで目立った実績は無いが、長距離の適性はかなりのレベルで示している。
今年のメンバーレベルならコノ馬でも十分勝ち負けに持ち込めるとみている。

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