【オーシャンステークス2022】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2022年3月5日（土）に行われる「オーシャンステークス2022」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で17回目を迎える「オーシャンステークス」は中山芝1200Mで行われる古馬のＧ３重賞です。
３週間後に行われる高松宮記念を見据えた馬達が出てくるレースですが、重賞に格上げされてからの過去16回の勝ち馬で高松宮記念で馬券に絡んだのは2010年にこのレースを勝ち、続く高松宮記念も勝ったキンシャサノキセキと2020年にこのレースを勝ち、翌年2021年の高松宮記念を勝ったダノンスマッシュがいます。
過去10年の１番人気馬の戦績は3-3-1-3、勝率30%、連対率60%、複勝率70%ということで、１番人気馬の信頼度はほぼ標準的なレースかと思います。

オーシャンステークス2022 出走予定馬

登録馬は以下の15頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

スマートクラージュ

戦績11戦5勝 栗東・池江泰寿

父ディープインパクト　母父キングヘイロー

前走は淀短距離Ｓ（Ｌ 中京芝1200M）に出走し、１番人気に応えて見事１着。
デビューから３戦は1600M以上の距離を使い、４戦目からは1400Mの距離を使い続けて２勝を挙げて、直近の２戦は1200Mの距離で２連勝なのでようやく本質的な適性距離にたどり着いた感じか。
特に直近の２戦のパフォーマンスは優秀なので、中山は初コースとなるがそれでも勝ち負けになりそうな気がする。

ナランフレグ

戦績27戦5勝 美浦・宗像義忠

父ゴールドアリュール　母父ブライアンズタイム

前走はシルクロードＳ（Ｇ３ 中京芝1200M）に出走し、３番人気３着。
重賞の勝ち鞍は無いが、２走前にタンザナイトＳ（オープン 阪神芝1200M）を勝っている。
終い一辺倒の馬という印象で、中山の過去に何度か走って好走歴が無いので、地力はあっても中山では多少割り引きが必要か。

ビアンフェ

戦績13戦4勝 栗東・中竹和也

父キズナ　母父サクラバクシンオー

前走はシルクロードＳ（Ｇ３ 中京芝1200M）に出走し、６番人気９着。
２歳時に函館２歳Ｓ（Ｇ３）を勝ち、３歳時も葵Ｓ（重賞）を勝ち、昨年の４歳時には函館スプリントＳ（Ｇ３）を勝っている。
スンナリとハナに行けたときはかなり粘る馬なので同型馬との兼ね合い次第になるが、どちらにしろ軽視は禁物という感じがする。

ファストフォース

戦績19戦6勝 栗東・西村真幸

父ロードカナロア　母父サクラバクシンオー

前走は阪神Ｃ（Ｇ２ 阪神芝1400M）に出走し、１１番人気７着。
５走前にＣＢＣ賞（Ｇ３ 小倉芝1200M）をレコード勝ちし、後にスプリンターズＳ（Ｇ１）を快勝するピクシーナイトを完封している。
今回は同型馬が多いので展開的に厳しいが、逃げなくても競馬は出来るので軽視は禁物か。

マリアズハート

戦績17戦5勝 美浦・菊沢隆徳

父Shanghai Bobby　母父Maria’s Mon

前走はカーバンクルＳ（オープン 中山芝1200M）に出走し、６番人気だったが２着に好走。
中山芝1200Mはこれまで７回走って3-3-0-1とほとんど崩れて無く適性はかなり高い。
展開面の恩恵もかなりありそうなので、ここで重賞初勝利を挙げるチャンスは十分あると思える。

現時点での狙い馬候補

今年のオーシャンＳはA評価の馬が２頭いるが、妙味を考慮すると狙い目はコチラの馬か。
この条件の適性がかなり高く、展開面の恩恵もかなりありそうなので、今年のメンバーレベルなら十分勝ち負けになるとみている。

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