【ラジオNIKKEI賞2022】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2022年7月3日（日）に行われる「ラジオNIKKEI賞2022」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で71回目を迎える「ラジオNIKKEI賞」は福島芝1800Mで行われる３歳限定のＧ３のハンデ重賞です。
昔は「東京優駿（日本ダービー）の勝ち馬は出走出来ない」という規定があったそうで、俗に「残念ダービー」と呼ばれている時代がありました。また、歴代の勝ち馬で後にＧ１を勝った馬は1992年の勝ち馬シンコウラブリイ以来出ていませんので、出世レースというイメージは無いレースですが、2018年にこのレースで2着だったフィエールマンが後に菊花賞を勝ち、天皇賞（春）を連覇しましたので、今後はＧ１を勝つような活躍馬も出てくるかも知れません。
過去10年の１番人気馬の戦績は2-3-0-5、勝率20%、連対率50%、複勝率50%ということで、1番人気馬の信頼度はやや低目なレースとなっています。

ラジオNIKKEI賞2022 出走予定馬

登録馬は以下の13頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

ボーンディスウェイ

戦績7戦2勝 美浦・牧光二

父ハーツクライ　母父Platini

前走は皐月賞（Ｇ１ 中山芝2000M）に出走し、１２番人気１４着。
２歳時にホープフルＳ（Ｇ１）５着、３歳になって２走前の弥生賞（Ｇ２）で３着の実績がある。
前走の皐月賞はさすがにＧ１でレベルが高く大敗したが、このメンバーレベルなら上位争いは十分可能か。

サトノヘリオス

戦績6戦2勝 栗東・友道康夫

父エピファネイア　母父サンデーサイレンス

前走は皐月賞（Ｇ１ 中山芝2000M）に出走し、１１番人気１７着。
２歳時は未勝利とエリカ賞でレコード勝ちしているが、３歳に入っても２走前のスプリングＳ（Ｇ２ 中山芝1800M）で３着に好走している。
ムラが大きい馬だが、地力はある馬だと思うので、ここでも軽視は禁物か。

ソネットフレーズ

戦績3戦1勝 美浦・手塚貴久

父エピファネイア　母父キングカメハメハ

前走はＮＨＫマイルＣ（Ｇ１ 東京芝1600M）に出走し、７番人気だったが１７着に大敗。
２歳時のデビュー２戦目にデイリー杯２歳Ｓ（Ｇ２ 阪神芝1600M）で僅差の２着（勝ち馬セリフォス）の実績があるが、前走は久々のせいか案外過ぎる結果に終わっている。
今回は久々を使って良化している可能性はあると思うが、距離延長は正直微妙な気がするので、思っていたよりも人気になるようなら敢えて割り引きたい。

ベジャール

戦績4戦1勝 美浦・田中博康

父モーリス　母父アフリート

前走は毎日杯（Ｇ３ 阪神芝1800M）に出走し、９番人気という低評価だったが２着に好走。
その前走は好位で流れに乗って直線でもよく粘っていた。
但し、今年の毎日杯のメンバーレベルやレースレベルは正直微妙なので、思っていた以上に人気になるようなら少し割り引くかも知れない。

フェーングロッテン

戦績7戦2勝 栗東・宮本博

父ブラックタイド　母父キングヘイロー

前走は白百合Ｓ（Ｌ 中京芝2000M）に出走し、５番人気だったが見事１着。
その前走はハナを切って逃げてそのまま逃げ切っている。
戦績にムラがあるタイプだがスンナリ先行出来た時はかなりパフォーマンスが良い。
今回のメンバーならスンナリ先行出来そうなので、再度の好走も十分期待出来そうか。

現時点での狙い馬候補

今年のラジオNIKKEI賞はA評価の馬が１頭のみなので必然的にコノ馬が狙い馬となる。
今回それほど人気にならないかも知れないが、前走程度の内容で今回のメンバー相手なら十分勝ち負け出来るとみている。

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