【七夕賞2022】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2022年7月10日（日）に行われる「七夕賞2022」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で58回目を迎える「七夕賞」は福島芝2000Mで行われる３歳以上のＧ３のハンデ重賞です。
サマー2000シリーズの開幕戦として行われるレースでローカルハンデ重賞の中でも屈指の「荒れる重賞」というイメージでしたが、ここ最近は荒れる年と荒れない年が混在している感じとなっています。
過去10年の１番人気馬の戦績は2-1-1-6、勝率20%、連対率30%、複勝率40%ということで、1番人気馬の信頼度はローカルハンデ重賞らしく低目のレースとなっています。

七夕賞2022 出走予定馬

登録馬は以下の17頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

ヒートオンビート

戦績19戦4勝 栗東・友道康夫

父キングカメハメハ　母父ディープインパクト

前走は天皇賞・春（Ｇ１ 阪神芝3200M）に出走し、５番人気４着。
これまで重賞の勝ち鞍は無いが、昨年の目黒記念（Ｇ２）２着、チャレンジＣ（Ｇ３）２着、今年の中山金杯（Ｇ３）３着、日経賞（Ｇ２）３着の実績がある。
福島適性が微妙そうなのと斤量はある程度見込まれそうなので、思っていた以上に人気になるようなら少し割り引くかも知れないか。

アンティシペイト

戦績16戦5勝 美浦・国枝栄

父ルーラーシップ　母父ディープインパクト

前走は福島民報杯（Ｌ 福島芝2000M）に出走し、５番人気だったが見事１着。
５走前に準オープンを勝ち上がり、オープン昇級後は壁に当たっていた感じだが、前走は圧巻のパフォーマンスで本格化の兆しを見せている。
今回も前回と同じ圧勝したコースでのレースなので、今回のメンバーレベルなら重賞初勝利の可能性もかなり高そうか。

モズナガレボシ

戦績28戦4勝 栗東・荒川義之

父グランプリボス　母父クロフネ

前走は目黒記念（Ｇ２ 東京芝2500M）に出走し、１４番人気１６着。
６走前に小倉記念（Ｇ３）を勝っているが、その後は２走前の新潟大賞典（Ｇ３）４着以外は掲示板外となっている。
福島での勝ち鞍はある馬なので、ハンデ次第ではここでの好走は可能かも知れない。

ヴァンケドミンゴ

戦績26戦4勝 栗東・藤岡健一

父ルーラーシップ　母父アグネスタキオン

前走は関門橋Ｓ（オープン 小倉芝2000M）に出走し、４番人気４着。
これまでの４勝は全て福島芝で挙げており、２年前のこのレースで３着、同じ年の福島記念（Ｇ３）で２着に好走している。
ややピークを過ぎた印象がある馬だが、得意の福島芝なら軽視は禁物か。

ヒュミドール

戦績24戦4勝 美浦・小手川準

父オルフェーヴル　母父チチカステナンゴ

前走は大阪杯（Ｇ１ 阪神芝2000M）に出走し、１４番人気１５着。
５走前に小倉記念（Ｇ３）２着、３走前に福島記念（Ｇ３）で２着に好走している。
ローカルハンデ重賞は得意なイメージなので、今回は相手関係が楽になるので好走は可能な気がする。

レッドジェネシス

戦績12戦3勝 栗東・友道康夫

父ディープインパクト　母父Storm Cat

前走は大阪杯（Ｇ１ 阪神芝2000M）に出走し、１２番人気１３着。
昨年の３歳時に京都新聞杯（Ｇ２ 中京芝2200M）を勝ち、神戸新聞杯（Ｇ２ 中京芝2200M）でも２着に好走しているが、直近の３戦は何れも１３着に大敗している。
ディープ産駒の中長距離路線の牡馬がこのようなスランプに陥るとそのまま再浮上がないケースが多いので、ここでも期待しないほうが良い気がする。

現時点での狙い馬候補

今年の七夕賞はA評価の馬が１頭のみなので必然的にコノ馬が狙い馬となる。
前走は圧巻のパフォーマンスで、今回のメンバーレベルなら再度の圧勝も可能な気がする。

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