【函館記念2022】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2022年7月17日（日）に行われる「函館記念2022」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で58回目を迎える「函館記念」は函館芝2000Mで行われる３歳以上のＧ３のハンデ重賞です。
サマー2000シリーズの第２戦として行われるレースとして定着していますが、年によっては他のサマー2000シリーズのレースよりも好メンバーが揃うことがあります。90年代後半まではお盆明け頃に行われていましたが、その後は札幌記念と開催時期が入れ替わるような形で行われています。
過去10年の１番人気馬の戦績は1-0-0-9、勝率10%、連対率10%、複勝率10%ということで、３年前に１３年振りにマイスタイルが１番人気で勝っていますが、過去１０年で１番人気馬の馬券圏内はこれだけということで、１番人気馬の信頼度はかなり低いレースと言えます。

函館記念2022 出走予定馬

登録馬は以下の18頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

サンレイポケット

戦績26戦5勝 栗東・高橋義忠

父ジャングルポケット　母父ワイルドラッシュ

前走は鳴尾記念（Ｇ３ 中京芝2000M）に出走し、３番人気３着。
重賞は昨年の新潟大賞典（Ｇ３）を勝っており、昨秋には天皇賞・秋（Ｇ１）とジャパンカップ（Ｇ１）で４着に好走している。
今年に入ってからはやや案外なレースが続いている印象だが、今回のメンバーに入れば地力上位は明らかか。

マイネルウィルトス

戦績33戦5勝 栗東・宮徹

父スクリーンヒーロー　母父ロージズインメイ

前走は目黒記念（Ｇ２ 東京芝2500M）に出走し、６番人気だったが見事２着に好走。
これまで重賞の勝ち鞍は無いものの、４走前にアルゼンチン共和国杯（Ｇ２ 東京芝2500M）で２着、そして前走の２着と２回の重賞連対実績がある。
時計が掛かる力の要る馬場での持久戦が得意なタイプなので、今の函館の芝はかなりあっていると思える。
ハンデは多少背負うと思うが今回のメンバー相手なら十分勝ち負け出来そうか。

スカーフェイス

戦績21戦4勝 栗東・橋田満

父ハーツクライ　母父クロフネ

前走は大阪杯（Ｇ１ 阪神芝2000M）に出走し、１５番人気だったが結果は６着。
コノ馬も重賞の勝ち鞍は未だ無いが、３走前の中山金杯（Ｇ３ 中山芝2000M）で２着に好走している。
小回りコースの適性はかなり高いので、コノ馬もここで上位争いは十分可能な気がする。

アラタ

戦績14戦5勝 美浦・和田勇介

父キングカメハメハ　母父ハーツクライ

前走は都大路Ｓ（Ｌ 中京芝2000M）に出走し、２番人気だったが結果は５着。
これまで重賞では３走前に福島記念（Ｇ３）で３着という実績がある。
昨年４連勝していた頃の勢いは感じないが、ここで軽視は禁物という感じはする。

現時点での狙い馬候補

今年の函館記念はA評価の馬が２頭いるが、妙味や馬場適性などを考慮すると狙い目はコチラの馬か。
前走はコノ馬らしいパフォーマンスで調子は上向きなのと、今の函館の馬場はかなり合っているので待望の重賞初勝利の可能性はかなり高いとみている。

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