【富士ステークス2022】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2022年10月22日（土）に行われる「富士ステークス2022」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で25回目を迎える「富士ステークス」は東京芝1600Mで行われる３歳以上のＧ２重賞です。
来月に行われるマイルチャンピオンシップ（Ｇ１）のステップレースという位置づけとなっており、１着馬には優先出走権が与えられます。
このレースの勝ち馬で後にマイルＣＳを勝った馬はエアジハード、エイシンアポロン、ダノンシャークと３頭いますが、同じ年にマイルＣＳを勝ったのはエイシンアポロンの１頭しかいません。
過去10年の１番人気馬の戦績は3-1-0-6、勝率30%、連対率40%、複勝率40%ということで、勝率はそこそこですが、１番人気馬の信頼度としては今ひとつのレースとなっています。

富士ステークス2022 出走予定馬

登録馬は以下の17頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

ダノンスコーピオン

戦績6戦4勝 栗東・安田隆行

父ロードカナロア　母父Sligo Bay

前走はＮＨＫマイルＣ（Ｇ１ 東京芝1600M）に出走し、４番人気だったが見事１着。
２歳時は朝日杯ＦＳ（Ｇ１）で３着に終わり、３歳初戦の共同通信杯（Ｇ３）は調子落ちで７着に終わったが、２走前のアーリントンＣ（Ｇ３）で復調して、前走のＧ１勝ちに繋げている。
恐らく、マイルのスペシャリスト的な馬に成り得る存在だと思うので、本番はこの次だと思うが、ここで恥ずかしいレースはして欲しくないところか。

セリフォス

戦績6戦3勝 栗東・中内田充正

父ダイワメジャー　母父Le Havre

前走は安田記念（Ｇ１ 東京芝1600M）に出走し、５番人気４着。
２走前のＮＨＫマイルＣ（Ｇ１）も４着で大崩れはしていないものの、ここ２戦は惜しいレースが続いている。
既に古馬との対戦でも目途を付けているので、当然ここでも有力な１頭に成り得るか。

ソウルラッシュ

戦績11戦5勝 栗東・池江泰寿

父ルーラーシップ　母父マンハッタンカフェ

前走は安田記念（Ｇ１ 東京芝1600M）に出走し、６番人気１３着。
昨年１２月から１勝クラス、２勝クラス、３勝クラス、マイラーズＣ（Ｇ２）と４連勝し、前走の安田記念（Ｇ１）もかなり期待したが、直線半ばで完全に進路が無くなり不完全燃焼な内容で終わっている。
不利が無ければかなり際どいレースが出来ていた可能性が高く、秋はワンランク上の活躍が十分期待出来そうか。

タイムトゥヘヴン

戦績16戦2勝 美浦・戸田博文

父ロードカナロア　母父アドマイヤベガ

前走はエプソムＣ（Ｇ３ 東京芝1800M）に出走し、５番人気５着。
３走前にダービー卿ＣＴ（Ｇ３）を勝っており、２走前の京王杯ＳＣ（Ｇ２）は３着、昨年のこのレースは３着に好走している。
戦績にムラがあるタイプだが、最近はマイル以下の距離だとかなり安定しているので、ここでも軽視は禁物か。

現時点での狙い馬候補

今年の富士ＳはA評価の馬が３頭いるが、妙味などを加味すると狙い目になるのはコチラの馬か。
前走は完全に不完全燃焼で参考外と言えるので、騎手の乗り替わりもプラスに働くと思うので、ここで大きく巻き返すとみている。

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