【大阪杯2024】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2024年競馬予想記事

2024年3月31日(日)に行われる「大阪杯2024」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で68回目を迎える「大阪杯」は阪神芝2000Mで行われる古馬のG1レースです。
2017年にG1に格上げされ、超一流馬が天皇賞(春)ではなくこのレースを目指す傾向が顕著となり始めています。今年もこちらの大阪杯のほうにG1馬が多数出走することになりそうで、この傾向はしばらく続きそうな感じです。

G1格上げ最初の年(2017年)はキタサンブラック、2018年はスワーヴリチャード、2020年はラッキーライラックが勝って、勝ちタイムはともに1分58秒台でしたが、アルアインが勝った2019年は良馬場にも関わらず2分1秒0と時計がかっていました。今年も馬場状態が結果を大きく左右すると思われます。

G2だった時代も含め、過去10年の1番人気馬の戦績は2-2-3-3、勝率20%、連対率40%、複勝率70%ということで、1番人気馬の信頼度は標準的なレースかと思います。

 

大阪杯2024 出走予定馬

登録馬は以下の20頭となっています。

 

馬名性齢斤量調教師
エピファニー牡558(美)宮田敬介
カテドラル牡858(栗)池添学
キラーアビリティ牡558(栗)斉藤崇史
ジオグリフ牡558(美)木村哲也
スタニングローズ牝556(栗)高野友和
ステラヴェローチェ牡658(栗)須貝尚介
ソールオリエンス牡458(美)手塚貴久
タスティエーラ牡458(美)堀宣行
ハーパー牝456(栗)友道康夫
ハヤヤッコ牡858(美)国枝栄
バビット牡758(栗)浜田多実
ファルコンビーク牡758(美)本間忍
プラダリア牡558(栗)池添学
ベラジオオペラ牡458(栗)上村洋行
ミッキーゴージャス牝456(栗)安田翔伍
モリアーナ牝456(美)武藤善則
リカンカブール牡558(栗)田中克典
ルージュエヴァイユ牝556(美)黒岩陽一
ローシャムパーク牡558(美)田中博康
ロードデルレイ牡458(栗)中内田充

 

予想オッズ

1タスティエーラ4.8
2ロードデルレイ5.1
3ローシャムパーク5.3
4ソールオリエンス5.4
5ベラジオオペラ6.0
6プラダリア6.5

 

予想オッズ上位人気馬の見解

タスティエーラ

戦績7戦3勝 美浦・堀宣行

父サトノクラウン 母父マンハッタンカフェ

前走は有馬記念(G1 中山芝2500M)に出走し、5番人気6着。
3歳時は弥生賞(G2)を勝って、皐月賞(G1)は2着だったが、日本ダービー(G1)を見事勝ち、秋は菊花賞(G1)で2着となっている。
有馬記念は強力な古馬勢の前に跳ね返されたが、今回はかなり相手関係が楽になったと言えるので、中心視は妥当なところか。

 

ロードデルレイ

戦績6戦5勝 栗東・中内田充正

父ロードカナロア 母父ハーツクライ

前走は白富士S(L 東京芝2000M)に出走し、1番人気に応えて見事1着。
唯一敗れたのが3走前の神戸新聞杯(G2)の4着で、底を見せていない魅力はかなりある。
今回はかなり相手関係が上がるが、2000Mの距離ならこのメンバー相手でも十分通用しそうか。

 

ローシャムパーク

戦績11戦6勝 美浦・田中博康

父ハービンジャー 母父キングカメハメハ

前走は香港に遠征し、香港カップ(G1 芝2000M)に出走し、11頭立ての8着。
さすがに前走は超ハイレベルメンバー相手の海外G1だったので、多少言い訳は出来る内容だったと思える。
昨年後半は函館記念(G3)とオールカマー(G2)を連勝しており、中距離G1でも通用する地力は示していると思えるので、今回のメンバー相手なら軽視は出来ないか。

 

ソールオリエンス

戦績8戦3勝 美浦・手塚貴久

父キタサンブラック 母父Motivator

前走は中山記念(G2 中山芝1800M)に出走し、1番人気に推されたが結果は4着。
3歳時は無敗で皐月賞(G1)を制したが、日本ダービー(G1)は惜しくも2着、秋は菊花賞(G1)は3着に終わっている。
古馬との対戦となった直近の2戦が案外な内容で、相変わらず後方からの競馬しか出来ていないが、目標はここだと思うので、まだ軽視は出来ないか。

 

ベラジオオペラ

戦績7戦4勝 栗東・上村洋行

父ロードカナロア 母父ハービンジャー

前走は京都記念(G2 京都芝2200M)に出走し、1番人気に推されたが結果は2着。
3歳時はスプリングS(G2)を勝ち、皐月賞(G1)は10着に終わったが、日本ダービー(G1)では僅差の4着に好走し、その後古馬との対戦となったチャレンジC(G3)を勝っている。
明け4歳馬ではトップグループに近い1頭なので、ここで軽視は出来ないか。

 

プラダリア

戦績15戦4勝 栗東・池添学

父ディープインパクト 母父クロフネ

前走は京都記念(G2 京都芝2200M)に出走し、3番人気だったが見事1着。
3歳時に青葉賞(G2)を勝って以降はしばらく勝ち鞍が無かったが、3走前の京都大賞典(G2)を勝って再浮上モードに入った感じがする。
これまでG1での好走歴は無いが、今回のメンバー相手ならG1でも好走出来る可能性はそれなりにありそうか。

 

現時点での狙い馬候補

今年の大阪杯はA評価の馬が2頭いるが、諸々の条件を考慮するとコノ馬が狙い馬となる。
前走は着差以上の強さを示しており、2000Mの距離ならこのメンバー相手でもG1に手が届くとみている。

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