2024年4月28日(日)に行われる「天皇賞(春)2024」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。
第169回を迎える「天皇賞(春)」は京都芝3200Mで行われる古馬のG1レースです。
伝統と歴史のある古馬の長距離路線のG1レースですが、近年は超一流馬が長距離路線を敬遠する傾向となっており、年によってはG1級の馬がほとんど出てこないことも増えてきました。
しかしながら今年はG1馬が複数頭出走してきますので、それなりに盛り上がることになりそうです。
過去10年の1番人気馬の戦績は3-3-0-4、勝率30%、連対率60%、複勝率60%ということで、1番人気馬の信頼度は標準的なレースとなっています。
天皇賞(春)2024 出走予定馬
登録馬は以下の21頭となっています。
馬名 | 性齢 | 斤量 | 調教師 |
---|---|---|---|
ウインエアフォルク | 牡7 | 58 | (美)根本康広 |
ゴールドプリンセス | 牝4 | 56 | (栗)寺島良 |
サリエラ | 牝5 | 56 | (美)国枝栄 |
サヴォーナ | 牡4 | 58 | (栗)中竹和也 |
シュヴァリエローズ | 牡6 | 58 | (栗)清水久詞 |
シルヴァーソニック | 牡8 | 58 | (栗)池江泰寿 |
スカーフェイス | 牡8 | 58 | (栗)中竹和也 |
スマートファントム | 牡4 | 58 | (栗)石橋守 |
タスティエーラ | 牡4 | 58 | (美)堀宣行 |
チャックネイト | セ6 | 58 | (美)堀宣行 |
テーオーロイヤル | 牡6 | 58 | (栗)岡田稲男 |
ディープボンド | 牡7 | 58 | (栗)大久保龍 |
ドゥレッツァ | 牡4 | 58 | (美)尾関知人 |
ハピ | 牡5 | 58 | (栗)大久保龍 |
ヒンドゥタイムズ | セ8 | 58 | (栗)斉藤崇史 |
ブローザホーン | 牡5 | 58 | (栗)吉岡辰弥 |
プリュムドール | 牝6 | 56 | (栗)奥村豊 |
マテンロウレオ | 牡5 | 58 | (栗)昆貢 |
メイショウブレゲ | 牡5 | 58 | (栗)本田優 |
メロディーレーン | 牝8 | 56 | (栗)森田直行 |
ワープスピード | 牡5 | 58 | (美)高木登 |
予想オッズ
1 | ドゥレッツァ | 2.8 |
2 | テーオーロイヤル | 3.0 |
3 | タスティエーラ | 6.8 |
4 | サリエラ | 9.7 |
5 | ブローザホーン | 11.6 |
6 | チャックネイト | 13.8 |
7 | シルヴァーソニック | 18.4 |
8 | ディープボンド | 23.6 |
予想オッズ上位人気馬の見解
ドゥレッツァ
戦績7戦5勝 美浦・尾関知人
父ドゥラメンテ 母父More Than Ready
前走は金鯱賞(G2 中京芝2000M)に出走し、1番人気に推されたが結果は2着。
新馬戦は3着に終わるも、2戦目から5連勝で一気に菊花賞(G1)を制している。
前走はやや距離不足だった可能性もあって言い訳は出来る内容だったので、本番の今回はやはり中心視が妥当なところか。
テーオーロイヤル
戦績17戦7勝 栗東・岡田稲男
父リオンディーズ 母父マンハッタンカフェ
前走は阪神大賞典(G2 阪神芝3000M)に出走し、2番人気だったが見事1着。
2年前のこのレースでタイトルホルダー相手に3着に好走し、その後長期休養など低迷期もあったが、6歳にして2回目の生涯ピークが来た感じか。
前走は圧勝と言える内容で、長距離適性もメンバー随一と言えるので、ドゥレッツァを負かす可能性も十分ありそうか。
タスティエーラ
戦績8戦3勝 美浦・堀宣行
父サトノクラウン 母父マンハッタンカフェ
前走は大阪杯(G1 阪神芝2000M)に出走し、1番人気に推されたが結果は11着大敗。
昨年の3歳時は皐月賞(G1)2着、日本ダービー(G1)は見事制し、菊花賞(G1)も2着と世代トップ級の活躍だったが、前走は案外過ぎる結果に終わっている。
どちらかと言うと使って良くなるタイプではあると思うので、このメンバー相手なら巻き返す可能性は十分あると思える。
サリエラ
戦績8戦3勝 美浦・国枝栄
父ディープインパクト 母父Lomitas
前走はダイヤモンドS(G3 東京芝3400M)に出走し、1番人気に推されたが結果は2着。
これまで未だ重賞の勝ち鞍は無いが、3歳時にローズS(G2)2着、昨年の4歳時に目黒記念(G2)3着の実績がある。
ややパフォーマンスにムラがある感じもするが、長距離適性はかなりありそうなので、軽視は出来ない1頭という感じか。
ブローザホーン
戦績19戦6勝 栗東・吉岡辰弥
父エピファネイア 母父デュランダル
前走は阪神大賞典(G2 阪神芝3000M)に出走し、1番人気に推されたが結果は3着。
その前走は初めての3000Mの距離でやや伸びを欠いた印象だが、あくまで本番は今回なので、ここでパフォーマンスを上げて来る可能性もあるので、絶対に軽視が出来ない1頭と言える。
チャックネイト
戦績15戦5勝 美浦・堀宣行
父ハーツクライ 母父Dynaformer
前走はAJCC(G2 中山芝2200M)に出走し、3番人気だったが見事1着。
その前走はオープン昇級2戦目にして、ボッケリーニに競り勝っての重賞初勝利はかなり評価出来る。
3000M以上の距離は初となるが、長距離適性はかなりありそうなので、コノ馬も絶対に軽視は出来ないか。
シルヴァーソニック
戦績23戦6勝 栗東・池江泰寿
父オルフェーヴル 母父トニービン
前走は阪神大賞典(G2 阪神芝3000M)に出走し、4番人気11着。
その前走は約1年振りのレースで言い訳は出来る内容だったと思える。
昨年のこのレースは3着に好走しており、使って確実によくなるタイプなので、今回はかなりコワイ1頭だと思える。
ディープボンド
戦績27戦5勝 栗東・大久保龍志
父キズナ 母父キングヘイロー
前走は阪神大賞典(G2 阪神芝3000M)に出走し、5番人気7着。
直近の3戦は案外過ぎる内容でピークを過ぎた可能性も否めないが、昨年も前哨戦の阪神大賞典(G2)は5着に凡走して、本番のこのレースは2着に好走しており、絶対に軽視は出来ない1頭だと思える。
現時点での狙い馬候補
今年の天皇賞(春)はA評価の馬が2頭いるが、諸々の条件を考慮すると狙い目になるのはコノ馬か。
前走は生涯最高と言えるパフォーマンスでここに来ての物凄い充実振りをみせており、今年の充実振りなら悲願のG1制覇も現実味がかなりあると思える。
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