2024年12月1日(日)に行われる「チャンピオンズカップ2024」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。
今年で25回目となる「チャンピオンズカップ」は中京ダート1800Mで行われる3歳以上のG1レースです。
2000年に前身となる日本初のダート国際招待競走「ジャパンカップダート(東京ダート2100M)」として始まったレースですが、2014年から現在の名称と施行条件に変更となっています。
実質的に今年のダートナンバーワンホースを決めるレースとなっており、このレースの勝ち馬がほとんどの年で最優秀ダートホースに輝いています。
過去10年の1番人気馬の戦績は3-3-0-4、勝率30%、連対率60%、複勝率60%ということで、信頼度としては標準的な感じとなっています。
チャンピオンズカップ2024 出走予定馬
登録馬は以下の20頭となっています。
馬名 | 性齢 | 斤量 | 調教師 |
---|---|---|---|
アーテルアストレア | 牝5 | 56 | (栗)橋口慎介 |
ウィルソンテソーロ | 牡5 | 58 | (美)小手川準 |
ガイアフォース | 牡5 | 58 | (栗)杉山晴紀 |
クラウンプライド | 牡5 | 58 | (栗)新谷功一 |
グロリアムンディ | 牡6 | 58 | (栗)大久保龍 |
サンライズジパング | 牡3 | 56 | (栗)音無秀孝 |
スレイマン | 牡6 | 58 | (栗)池添学 |
セラフィックコール | 牡4 | 58 | (栗)寺島良 |
テーオードレフォン | 牡5 | 58 | (栗)梅田智之 |
ドゥラエレーデ | 牡4 | 58 | (栗)池添学 |
ハギノアレグリアス | 牡7 | 58 | (栗)四位洋文 |
ブレイクフォース | 牡5 | 58 | (美)中舘英二 |
ペイシャエス | 牡5 | 58 | (美)小西一男 |
ペプチドナイル | 牡6 | 58 | (栗)武英智 |
ミックファイア | 牡4 | 58 | [地]渡辺和雄 |
ミトノオー | 牡4 | 58 | (美)牧光二 |
メイショウハリオ | 牡7 | 58 | (栗)岡田稲男 |
ヤマニンウルス | 牡4 | 58 | (栗)斉藤崇史 |
ラムジェット | 牡3 | 56 | (栗)佐々木晶 |
レモンポップ | 牡6 | 58 | (美)田中博康 |
予想オッズ
1 | レモンポップ | 3.5 |
2 | ウィルソンテソーロ | 4.4 |
3 | サンライズジパング | 6.2 |
4 | ペプチドナイル | 7.8 |
5 | ラムジェット | 10.4 |
6 | ハギノアレグリアス | 11.6 |
予想オッズ上位人気馬の見解
レモンポップ
戦績17戦12勝 美浦・田中博康
父Lemon Drop Kid 母父Giant’s Causeway
前走は盛岡のマイルチャンピオンシップ南部杯(G1 盛岡ダート1600M)に出走し、1番人気に応えて見事1着。
昨年2月にフェブラリーS(G1)を勝ち、その後昨年のマイルCS南部杯(G1)とチャンピオンズカップ(G1)を勝っているので、既にG1格のレースを4勝している。
ダートのマイルから1800Mにかけての路線では現役最強と言える存在なので、連覇の可能性も十分ありそうか。
ウィルソンテソーロ
戦績19戦8勝 美浦・小手川準
父キタサンブラック 母父Uncle Mo
前走は佐賀のJBCクラシック(G1 佐賀ダート2000M)に出走し、1番人気に応えて見事1着。
これまでダート重賞は2勝もダートG1では2着3回とダートG1には手が届いていなかったが、前走で悲願のダートG1勝ちに手が届いている。
恐らく今がピークの状態だと思えるので、コノ馬も有力処の1頭になって来る筈か。
サンライズジパング
戦績11戦4勝 栗東・音無秀孝
父キズナ 母父Zoffany
前走はみやこステークス(G3 京都ダート1800M)に出走し、3番人気だったが見事1着。
2走前の大井のジャパンダートクラシック(G1)は3着だったが、前走は古馬を撃破して見事に勝ち切っている。
コノ馬も近年最高レベルの現3歳ダート路線のトップグループの1頭なので、このメンバー相手でも互角以上に戦える可能性は十分あると思える。
ペプチドナイル
戦績22戦8勝 栗東・武英智
父キングカメハメハ 母父マンハッタンカフェ
前走は盛岡のマイルチャンピオンシップ南部杯(G1 盛岡ダート1600M)に出走し、2番人気2着。
3走前にフェブラリーS(G1)を11番人気ながら見事に勝ったが、その後の2戦の内容をみると完全にフロックでは無かったことが証明されている。
前走もレモンポップに真っ向勝負を挑んで僅差の勝負をしており、1800Mに延びるのは微妙だが、絶対に軽視は出来ない1頭だと思える。
ラムジェット
戦績8戦5勝 栗東・佐々木晶三
父マジェスティックウォリアー 母父ゴールドアリュール
前走は大井のジャパンダートクラシック(G1 大井ダート2000M)に出走し、2番人気4着。
3走前にユニコーンS(G3)を勝ち、2走前に大井の東京ダービー(G1)を勝っている。
コノ馬も現3歳ダート路線のトップグループの1頭なので、絶対に軽視は出来ない1頭だと思える
ハギノアレグリアス
戦績20戦8勝 栗東・四位洋文
父キズナ 母父ジェネラス
前走はシリウスS(G3 中京ダート1900M)に出走し、5番人気だったが見事1着。
これまでダート重賞は3勝しており、前走も59.5キロの酷量を背負ってかなり強い勝ち方をしており、コノ馬も軽視は出来ない1頭だと思える。
現時点での狙い馬候補
今年のチャンピオンズカップはA評価の馬が2頭いますが、諸々の条件を加味するとコノ馬が狙い馬となる。
前走は着差以上の強さを示しており、恐らくコース適性も高そうなので、このメンバー相手でも互角以上に戦える可能性は十分あると思える。
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