【安田記念2024】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2024年6月2日（日）に行われる「安田記念2024」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で74回目を迎える「安田記念」は東京芝1600Mで行われるＧ１レースです。
春のマイル王決定戦というレースで、秋に行われるマイルチャンピオンシップと同じくマイル路線の超一流馬が顔を揃えます。
意外にも連覇がそれほど多くなく、グレード制導入以降では92-93年のヤマニンゼファー、08-09年のウォッカ、2022年と23年のソングラインの３頭しか連覇が達成されていません。
過去10年の１番人気馬の戦績は2-3-3-2、勝率20%、連対率50%、複勝率80%ということで、1番人気馬の信頼度はほぼ標準的なレースと言えるかと思います。

安田記念2024 出走予定馬

登録馬は以下の18頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

ロマンチックウォリアー

戦績19戦14勝 香港・シャム

父Acclamation　母父Street Cry

前走は香港のクリーンエリザベス二世カップ（Ｇ１ 芝2000M）に出走し、11頭立てのレースで見事１着。
その前走のクイーンエリザベス二世カップは日本のプログノーシスやノースブリッジも参戦していたが、プログノーシスをクビ差競り勝って、このレースを３連覇している。
他にも香港カップやコックスプレートを勝っているので、正真正銘の香港最強クラスの馬なのは間違いなく、余程馬場が合わないなどが無い限り恥ずかしい競馬はしないと思える。

セリフォス

戦績13戦5勝 栗東・中内田充正

父ダイワメジャー　母父Le Havre

前走はマイラーズＣ（Ｇ２ 京都芝1600M）に出走し、２番人気２着。
３歳秋にマイルＣＳ（Ｇ１）を勝ち、４歳時の昨年も安田記念（Ｇ１）で２着に好走しており、現マイル路線のトップグループの１頭なのは間違いない。
前走も地力の高さをみせる負けて強しの内容だったので、今回はさらにパフォーマンスを上げて来る可能性も高いので、当然勝ち負けに加わって来る筈か。

ソウルラッシュ

戦績19戦7勝 栗東・池江泰寿

父ルーラーシップ　母父マンハッタンカフェ

前走はマイラーズＣ（Ｇ２ 京都芝1600M）に出走し、１番人気に応えて見事１着。
これまでＧ１では苦戦が続いていたが、昨年秋のマイルＣＳ（Ｇ１）でようやく連対を果たしており、さらに地力をつけて現在のマイル路線のトップグループの１頭となっている。
今回はモレイラ騎手に手が戻るようなので、悲願のＧ１制覇の大チャンスと思える。

ナミュール

戦績16戦5勝 栗東・杉山晴紀

父ハービンジャー　母父ダイワメジャー

前走はヴィクトリアマイル（Ｇ１ 東京芝1600M）に出走し、２番人気だったが８着に凡走。
昨年秋のマイルＣＳ（Ｇ１）で待望のＧ１初勝利を飾り、その後も香港マイル（Ｇ１）３着、ドバイターフ（Ｇ１）２着とハイレベルな活躍を続けていたが、前走は出遅れて流れに乗れず案外過ぎる結果に終わっている。
但し、前走の敗戦だけでは未だ見限れないので軽視は絶対に出来ない１頭か。

ガイアフォース

戦績13戦3勝 栗東・杉山晴紀

父キタサンブラック　母父クロフネ

前走はフェブラリーＳ（Ｇ１ 東京ダート1600M）に出走し、５番人気だったが２着に好走。
その前走のフェブラリーＳは初のダート戦だったが適性もみせて好走している。
古馬になってから芝もダートも勝ち鞍は無いがレベルの高い走りは続けているので、絶対に軽視は出来ない１頭か。

ヴォイッジバブル

戦績18戦6勝 香港・イウ

父Deep Field　母父Rahy

前走は香港のチャンピオンズマイル（Ｇ１ 芝1600M）に出走し、11頭立ての３着となっている。
その前走のチャンピオンズマイルは日本からもエルトンバローズ、シャンパンカラー、オオバンブルマイが参戦していたが、何れも惨敗している。
昨年の香港ダービーを勝っており、昨年１２月の香港マイルでも２着に好走しており、ナミュールやソウルラッシュにも先着している。
東京芝コースの適性次第では十分勝ち負けに加わってきそうか。

現時点での狙い馬候補

今年の安田記念はA評価の馬が４頭いますが、諸々の条件を加味するとコノ馬が狙い馬となる。
前走はコノ馬の能力の高さを改めて示しており、未だに地力をつけている印象も強く、馬場が多少でも荒れてくれば今回は悲願達成の可能性がかなりある筈か。

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