競馬新聞ゼロ管理人のゼロ太郎です。
2020年11月22日(日)に行われる「マイルチャンピオンシップ2020」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。
今年で37回目となる「マイルチャンピオンシップ」は例年は京都芝1600Mで行われますが、今年は阪神芝1600Mで行われる3歳以上のG1レースです。
春の安田記念と並ぶ秋のマイル王決定戦として行われるレースで、この路線の一流処の馬が一堂に集結します。
90年代から2000年代ぐらいまでは連覇をする馬が多いのが特徴でしたが、2006&2007年を連覇したダイワメジャーを最後に連覇する馬が表れていません。
過去10年の1番人気馬の戦績は0-3-2-5、勝率0%、連対率30%、複勝率50%ということで、1番人気馬が10連敗中ということもあり、1番人気馬の信頼度は低めのレースとなっています。
マイルチャンピオンシップ2020 出走予定馬
登録馬は以下の17頭となっています。
馬名 | 性齢 | 斤量 | 調教師 |
---|---|---|---|
アウィルアウェイ | 牝4 | 55 | (栗)高野友和 |
アドマイヤマーズ | 牡4 | 57 | (栗)友道康夫 |
インディチャンプ | 牡5 | 57 | (栗)音無秀孝 |
カツジ | 牡5 | 57 | (栗)池添兼雄 |
グランアレグリア | 牝4 | 55 | (美)藤沢和雄 |
ケイアイノーテック | 牡5 | 57 | (栗)平田修 |
サウンドキアラ | 牝5 | 55 | (栗)安達昭夫 |
サリオス | 牡3 | 56 | (美)堀宣行 |
スカーレットカラー | 牝5 | 55 | (栗)高橋亮 |
タイセイビジョン | 牡3 | 56 | (栗)西村真幸 |
ブラックムーン | 牡8 | 57 | (栗)西浦勝一 |
ベステンダンク | 牡8 | 57 | (栗)安達昭夫 |
ペルシアンナイト | 牡6 | 57 | (栗)池江泰寿 |
メイケイダイハード | 牡5 | 57 | (栗)中竹和也 |
ラウダシオン | 牡3 | 56 | (栗)斉藤崇史 |
レシステンシア | 牝3 | 54 | (栗)松下武士 |
ヴァンドギャルド | 牡4 | 57 | (栗)藤原英昭 |
予想オッズ
1 | グランアレグリア | 2.4 |
2 | サリオス | 3.3 |
3 | インディチャンプ | 4.7 |
4 | レシステンシア | 16.6 |
5 | サウンドキアラ | 22.3 |
6 | アドマイヤマーズ | 24.1 |
7 | ラウダシオン | 41.7 |
8 | ヴァンドギャルド | 46.3 |
予想オッズ上位人気馬の見解
グランアレグリア
戦績9戦6勝 美浦・藤沢和雄
父ディープインパクト 母父Tapit
前走はスプリンターズS(G1)に出走し、1番人気に応えて見事1着。
2走前の安田記念(G1)でアーモンドアイを撃破しており、スプリントからマイルまでの範囲では恐らく現役最強と言っていい筈。
これまで馬券圏外になったのは3歳春のNHKマイルC(G1)での5着(4着入線も降着)だけで、その後は鬼のように強い競馬が続いている。
道悪にでもならない限り大崩れは考えにくいので、人気でもやはりコノ馬の中心は揺るがないところか。
サリオス
戦績6戦4勝 美浦・堀宣行
父ハーツクライ 母父Lomitas
前走は毎日王冠(G2)に出走し、1番人気に応えて見事1着。
2歳時は3戦無敗で朝日杯FS(G1)を制したが、春の3歳クラシックは運悪くコントレイルに阻まれ、幻の二冠馬のような感じとなった。
秋は路線をマイル~中距離に絞ったのか、前走で毎日王冠を使いここに挑んできた。
コントレイル以外の馬には負けたことが無く、前走で古馬との対戦もクリアしたことから強さは本物の筈で、グランアレグリアとインディチャンプをアッサリ負かす可能性がかなりあるとみている。
インディチャンプ
戦績16戦8勝 栗東・音無秀孝
父ステイゴールド 母父キングカメハメハ
前走は安田記念(G1)に出走し、2番人気だったが結果は3着。
昨年は春秋のマイルG1を制覇し、前走でマイルG1の3連勝を狙ったが、グランアレグリアとアーモンドアイに先着を許す形となった。
時計勝負となるとグランアレグリアやアーモンドアイに負けるのは仕方ないと思えるので、少し時計が掛かり気味になれば巻き返す可能性は大いにある筈。
レシステンシア
戦績6戦3勝 栗東・松下武士
父ダイワメジャー 母父Lizard Island
前走はNHKマイルC(G1)に出走し、1番人気に推されたが結果は2着。
2歳時は無敗で阪神JF(G1)を制したが、3歳になってチューリップ賞(G2)3着、桜花賞(G1)2着、そして前走と勝ち鞍がない。
しかしながら、同世代の牝馬ではデアリングタクトに続く存在なのは間違いなく、古馬との初対戦となるが通用する可能性は当然あると思える。
サウンドキアラ
戦績19戦7勝 栗東・安達昭夫
父ディープインパクト 母父アグネスデジタル
前走はスワンS(G2)に出走し、1番人気に推されたが結果は10着に大敗。
今年春は京都金杯(G3)、京都牝馬S(G3)、そして阪神牝馬S(G2)と重賞3連勝し、その勢いでヴィクトリアマイル(G1)も2着となっており、もう少しでG1に手が届くレベルに間違いなく達していた。
前走は特にコレと言った不利はなかったにも関わらず良いところがなかったのはかなりの不安と言えるが、一度使って巻き返す可能性は十分あると思えるので、人気が落ちるようなら印は入れておいたほうが良い気がする。
アドマイヤマーズ
戦績11戦6勝 栗東・友道康夫
父ダイワメジャー 母父Medicean
前走はスワンS(G2)に出走し、2番人気だったが結果は3着。
2歳時はデビューから4連勝で朝日杯FS(G1)を勝ち、3歳になってもNHKマイルC(G1)と香港マイル(G1)を勝っており、この路線では現役屈指の存在だが、たまにコノ馬らしくないレースもあるので、評価としてはかなり難しい馬と言える。
グランアレグリアにはこれまでの対戦で一応勝ち越しているが、現時点ではグランアレグリアのほうがかなり上という感じがする。
本番では強いイメージなので、大きく評価は下げられないが、軸にまで推すのは厳しい気がする。
ラウダシオン
戦績8戦4勝 栗東・斎藤崇史
父リアルインパクト 母父Songandaprayer
前走は富士S(G2)に出走し、3番人気2着。
春にNHKマイルC(G1)を9番人気という低評価ながら見事制しており、前走は古馬との初対戦だったが見事2着に好走している。
今回はさらに相手があがるが、自在性と対応力は高そうな気がするので、それほど人気にならいのなら印は拾っておいたほうが良い気がする。
ヴァンドギャルド
戦績13戦5勝 栗東・藤原英昭
父ディープインパクト 母父Motivator
前走は富士S(G2)に出走し、5番人気だったが見事1着。
2歳時に東スポ杯2歳S(G3)3着、3歳春に毎日杯(G3)3着、今年春にマイラーズC(G2)3着と言う実績があったが、前走で初めて重賞勝ちを収めている。
戦績にムラが多少あるが、徐々に力は付けているので色々とコノ馬に向く流れになればギリギリ馬券圏内はあるかも知れないか。
現時点での狙い馬候補
コノ馬、色々な距離をこれまで走ってきたが一度も崩れたことが無いのは真に強い馬である証。
今回は本質的にはコノ馬のベスト距離で能力全開となれば、一気にこの路線の世代交代を完了させるとみている。
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