【金鯱賞2021】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2021年3月14日（日）に行われる「金鯱賞2021」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で57回目を迎える「金鯱賞」は中京芝2000Mで行われる古馬のＧ２重賞です。
これまで施行時期が何度か変更されており、2011年以前は５月に行われていましたが、2012年から2016年までは12月に行われ、大阪杯がＧ１に格上げになった2017年からは現在のように3月に行われるようになっています。
そのようなことから、３週間後に行われる大阪杯（Ｇ１）を見据えた馬などが出走してきますので、近年はかなりハイレベルなメンバーが揃うようになり、今年もそれなりのメンバーが揃いそうな感じとなっています。
過去10年の１番人気馬の戦績は5-1-1-3、勝率50%、連対率60%、複勝率70%ということで勝率が高く、１番人気馬の信頼度は高いほうのレースと言えます。

金鯱賞2021 出走予定馬

登録馬は以下の10頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

デアリングタクト

戦績6戦5勝 栗東・杉山晴紀

父エピファネイア　母父キングカメハメハ

前走はジャパンカップ（Ｇ１ 東京芝2400M）に出走し、３番人気３着。
その前走のジャパンカップは三冠馬３頭が激突する史上最高レベルのメンバーが相手のなか、苦しい展開でも３着まで押し上げてきたのは地力の証か。
春の大目標はあくまでもこの先だと思うが、ここは恥ずかしいレースはして欲しくないところ。

グローリーヴェイズ

戦績13戦5勝 美浦・尾関知人

父ディープインパクト　母父スウェプトオーヴァーボード

前走はジャパンカップ（Ｇ１ 東京芝2400M）に出走し、４番人気５着。
コノ馬も前走ジャパンカップに出走し、勝ったアーモンドアイから0.3秒差、３着のデアリングタクトとはハナ＋クビ差の接戦を演じている。
左回りのレースはこれまで少ないが、明らかにスムーズに走れているので適性は高そう。
国内でのＧ１レースの勝ち鞍は無いがＧ１レベルの地力は備えているので、軽視は禁物という気がする。

ポタジェ

戦績8戦5勝 栗東・友道康夫

父ディープインパクト　母父Awesome Again

前走は東京芝2000Mの白富士Ｓ（Ｌ）に出走し、１番人気に応えて見事１着。
これまで８戦して一度も連対を外しておらず、しかも直近は４連勝をしている。
この勢いは本物という気がするので、Ｇ１馬が相手となるが一気に乗り越える可能性は有ると思える。

キセキ

戦績27戦4勝 栗東・辻野泰之

父ルーラーシップ　母父ディープインパクト

前走は有馬記念（Ｇ１ 中山芝2500M）に出走し、８番人気１２着。
３歳秋に菊花賞（Ｇ１）を勝ったＧ１馬だが、気が付けばそれ以降３年以上も勝ち鞍が無い。
その間、Ｇ１レースでの２着が４回もあって地力の高さを示してはいるが、直近のレースでは衰えが見え始めている気がする。
ここは若い勢いのある馬が相手なのでかなり厳しいと思うが、自分の形に持ち込めればまだ馬券圏内なら可能か。

サトノフラッグ

戦績9戦3勝 美浦・国枝栄

父ディープインパクト　母父Not For Sale

前走はAJCC（Ｇ２ 中山芝2200M）に出走し、２番人気だったが１１着に大敗。
３歳春に弥生賞（Ｇ２）を勝ったが、皐月賞（Ｇ１）５着、日本ダービー（Ｇ１）は１１着に終わり、やや期待外れに終わっている。
３歳秋はやや成長が見られたが、古馬との初対戦となった前走が案外過ぎる結果だったので、正直評価は微妙な気がする。
コノ馬に関しては思っていたよりも人気になるようなら少し割り引きたい。

現時点での狙い馬候補

コノ馬、ここに来ての勢いは疑いなく本物でＧ１級の器。
相手のレベルはかなり上がるが、それでも十分通用するとみている。

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