【ヴィクトリアマイル2024】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2024年5月12日（日）に行われる「ヴィクトリアマイル2024」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で19回目を迎える「ヴィクトリアマイル」は東京芝1600Mで行われる古馬の牝馬限定のＧ１レースです。
春の古馬牝馬ナンバーワン決定戦という感じのレースで、毎年のように牝馬の一線級の馬が揃うレースとなっています。
また、リピーターが多いのも特徴でこれまで１８回行われた中で、ヴィルシーナとストレイトガールが連覇を達成しているほか、３着以内まで拡げるとウォッカ、ブエナビスタ、ホエールキャプチャ、ジュールポレール、ノームコア、ソダシなどがおり、リピートしている馬はそのうち１回は優勝しています。
過去10年の１番人気馬の戦績は2-2-1-5、勝率20%、連対率40%、複勝率50%ということで、1番人気馬の信頼度としてはやや低目なレースとなっています。

ヴィクトリアマイル2024 出走予定馬

登録馬は以下の15頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

ナミュール

戦績15戦5勝 栗東・高野友和

父ハービンジャー　母父ダイワメジャー

前走はドバイに遠征し、ドバイターフ（Ｇ１ 芝1800M）に出走し、１５頭立ての２着に好走。
昨年１１月にマイルＣＳ（Ｇ１）を直線一気の豪脚で制して悲願のＧ１制覇を果たし、２走前の香港マイル（Ｇ１）でも３着に好走しているので、昨年後半から急激に強くなった印象がある。
海外遠征明けという点はあるが、牡馬を含めてもマイル路線では間違いなくトップ級の馬なので、中心視は妥当なところか。

マスクトディーヴァ

戦績7戦4勝 栗東・辻野泰之

父ルーラーシップ　母父ディープインパクト

前走は阪神牝馬Ｓ（Ｇ２ 阪神芝1600M）に出走し、１番人気に応えて見事１着。
３歳時はローズＳ（Ｇ２）をレコード勝ちして秋華賞（Ｇ１）も２着に好走。
２走前の東京新聞杯（Ｇ３）はゲートのトラブルも影響して６着に終わったが、前走はキッチリと巻き返している。
ここが目標で万全の状態で挑んでくる筈なので、Ｇ１馬のナミュールを負かす可能性も十分ありそうか。

ウンブライル

戦績8戦2勝 美浦・木村哲也

父ロードカナロア　母父ファルブラヴ

前走は阪神牝馬Ｓ（Ｇ２ 阪神芝1600M）に出走し、４番人気だったが２着に好走。
３歳時はＮＺＴ（Ｇ２）２着、ＮＨＫマイルＣ（Ｇ１）２着の実績がある。
前走は勝ったマスクドディーヴァを上回る上り３Ｆのタイムを記録しており、かなり良い内容だったと思える。
勝ち切るまではどうかと思うが、このメンバーでも上位に食い込む可能性はありそうか。

モリアーナ

戦績10戦3勝 美浦・武藤義則

父エピファネイア　母父ダイワメジャー

前走は阪神牝馬Ｓ（Ｇ２ 阪神芝1600M）に出走し、３番人気３着。
昨年の３歳時に紫苑Ｓ（Ｇ２）を勝っている。
前走は久々のマイル戦でも上り最速タイの脚を出せているので、ここでもチャンスはありそうか。

現時点での狙い馬候補

今年のヴィクトリアマイルはA評価の馬が２頭いるが、諸々の条件を考慮するとコノ馬が狙い馬となる。
前走はコノ馬の能力の高さを改めて示しており、十分Ｇ１でも戦えることを証明したので、このメンバー相手なら待望のＧ１勝利に手が届きそうか。

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