【函館スプリントステークス2024】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2024年6月9日（日）に行われる「函館スプリントステークス2024」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で31回目を迎える「函館スプリントステークス」は函館芝1200Mで行われる３歳以上のＧ３重賞です。
2006年に始まったサマースプリントシリーズの開幕戦という位置付けのレースで、過去にはキンシャサノキセキ、カレンチャン、セイウンコウセイなどのＧ１馬もここを勝っていますので、年によってはメンバーレベルの高い馬が揃うこともあります。また、2019年は禁止薬物騒動の影響で13頭中ダノンスマッシュ等を含めて6頭が競走除外となるような例外的な事象が発生しています。
過去10年の１番人気馬の戦績は2-1-3-4、勝率20%、連対率30%、複勝率60%ということで、1番人気馬の信頼度はやや低目のレースとなってます。

函館スプリントステークス2024 出走予定馬

登録馬は以下の23頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

アサカラキング

戦績12戦5勝 美浦・斎藤誠

父キズナ　母父キングヘイロー

前走はモルガナイトＳ（オープン 福島芝1200M）に出走し、１番人気に応えて見事１着。
２走前にオープン昇級初戦だった阪急杯（Ｇ３）でいきなり２着に好走している。
スピード能力は相当なレベルなので、ここは中心視が妥当なところか。

ウイングレイテスト

戦績34戦4勝 美浦・畠山吉弘

父スクリーンヒーロー　母父サクラユタカオー

前走はサウジアラビアに遠征し、1351ターフスプリント（Ｇ２ 芝13510M）に出走し、１４頭立ての４着。
３走前にスワンＳ（Ｇ２）を勝っており、コノ馬もかなりのスピード能力をみせている。
1200Mは初となるが、ハナに行かなくてもレースは出来るタイプなので、コノ馬も有力処の１頭になってくるか。

ビッグシーザー

戦績13戦5勝 栗東・西園正都

父ビッグアーサー　母父Tale of Ekati

前走は高松宮記念（Ｇ１ 中京芝1200M）に出走し、９番人気７着。
３歳時に葵Ｓ（Ｇ３）３着、２走前にオーシャンＳ（Ｇ３）２着の実績がある。
一時のスランプを脱出しており、スプリント重賞では軽視出来ない存在か。

ジャスティンスカイ

戦績13戦6勝 栗東・友道康夫

父キタサンブラック　母父Numerous

前走は鞍馬Ｓ（オープン 京都芝1200M）に出走し、４番人気だったが見事１着。
一時はスランプ気味だったが、前走で初めて1200Mを使って好内容で勝っており、スプリント性能はかなりありそうなので、このメンバー相手なら重賞でも勝ち負け出来そうか。

サトノレーヴ

戦績7戦5勝 美浦・堀宣行

父ロードカナロア　母父サクラバクシンオー

前走は春雷Ｓ（Ｌ 中山芝1200M）に出走し、１番人気応えて見事１着。
これまで芝1200Mは５戦４勝２着１回と底をみせておらず、５歳馬だが使い込まれていないので、ここをアッサリ勝っても不思議は無いか。

現時点での狙い馬候補

今年の函館スプリントＳはA評価の馬が４頭いるが、諸々の条件を加味するとコノ馬が狙い馬となる。
前走はこの条件での思わぬ適性を示してかなりのハイパフォーマンスをみせており、スプリント重賞でも十分勝ち負け出来るレベルに達していると思える。

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