2023年4月2日(日)に行われる「大阪杯2023」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。
今年で67回目を迎える「大阪杯」は阪神芝2000Mで行われる古馬のG1レースです。
2017年にG1に格上げされ、超一流馬が天皇賞(春)ではなくこのレースを目指す傾向が顕著となり始めています。今年もこちらの大阪杯のほうにG1馬が多数出走することになりそうで、この傾向はしばらく続きそうな感じです。
G1格上げ最初の年(2017年)はキタサンブラック、2018年はスワーヴリチャード、2020年はラッキーライラックが勝って、勝ちタイムはともに1分58秒台でしたが、アルアインが勝った2019年は良馬場にも関わらず2分1秒0と時計がかっていました。今年も馬場状態が結果を大きく左右すると思われます。
G2だった時代も含め、過去10年の1番人気馬の戦績は3-1-3-3、勝率30%、連対率40%、複勝率70%ということで、1番人気馬の信頼度は標準的なレースかと思います。
大阪杯2023 出走予定馬
登録馬は以下の18頭となっています。
馬名 | 性齢 | 斤量 | 調教師 |
---|---|---|---|
アラタ | 牡6 | 58 | (美)和田勇介 |
キラーアビリティ | 牡4 | 58 | (栗)斉藤崇史 |
ジェラルディーナ | 牝5 | 56 | (栗)斉藤崇史 |
ジャックドール | 牡5 | 58 | (栗)藤岡健一 |
スターズオンアース | 牝4 | 56 | (美)高柳瑞樹 |
ダノンザキッド | 牡5 | 58 | (栗)安田隆行 |
ノースザワールド | 牡5 | 58 | (栗)大久保龍 |
ノースブリッジ | 牡5 | 58 | (美)奥村武 |
ヒシイグアス | 牡7 | 58 | (美)堀宣行 |
ヒンドゥタイムズ | セ7 | 58 | (栗)斉藤崇史 |
プログノーシス | 牡5 | 58 | (栗)中内田充 |
ポタジェ | 牡6 | 58 | (栗)友道康夫 |
マテンロウレオ | 牡4 | 58 | (栗)昆貢 |
マリアエレーナ | 牝5 | 56 | (栗)吉田直弘 |
モズベッロ | 牡7 | 58 | (栗)森田直行 |
ラーグルフ | 牡4 | 58 | (美)宗像義忠 |
ワンダフルタウン | 牡5 | 58 | (栗)高橋義忠 |
ヴェルトライゼンデ | 牡6 | 58 | (栗)池江泰寿 |
予想オッズ
1 | ジェラルディーナ | 4.3 |
2 | ヴェルトライゼンデ | 4.6 |
3 | ヒシイグアス | 5.1 |
4 | スターズオンアース | 6.5 |
5 | ジャックドール | 8.9 |
予想オッズ上位人気馬の見解
ジェラルディーナ
戦績17戦6勝 栗東・斎藤崇史
父モーリス 母父ディープインパクト
前走は有馬記念(G1 中山芝2500M)に出走し、3番人気3着。
3走前にオールカマー(G2)を勝ち、2走前にはエリザベス女王杯(G1)を勝っている。
前走の有馬記念は痛恨の出遅れがありながらも、最後の直線で3着まで押し上げたのは地力の高さを証明してと言える。
小回りの2000Mは本質的には微妙な気もするが、このメンバーに入れば当然有力処の1頭になってくるか。
ヴェルトライゼンデ
戦績13戦4勝 栗東・池江泰寿
父ドリームジャーニー 母父Acatenango
前走は日経新春杯(G2 中京芝2200M)に出走し、2番人気だったが見事1着。
2歳時はホープフルS(G1)で2着、3歳春はスプリングS(G2)2着、皐月賞(G1)は8着だったが、ダービー(G1)は3着に好走している。
3歳秋は神戸新聞杯(G2)は2着だったが、菊花賞(G1)は7着に終わっている。
古馬との対戦となってからは、鳴尾記念(G3)と前走の日経新春杯(G2)を勝っている他、AJCC(G2)2着、ジャパンカップ(G1)3着と堅実性はかなり高い。
右回りよりも左回りのほうがパフォーマンスが良い馬という印象があるが、今回のメンバー相手なら右回りでもここでで勝ち負け出来る可能性は十分ありそうか。
ヒシイグアス
戦績16戦7勝 美浦・堀宣行
父ハーツクライ 母父Bernstein
前走は中山記念(G2 中山芝1800M)に出走し、5番人気だったが見事1着。
これまで重賞は2021年の中山記念(G2)と中山金杯(G3)の他、前走の中山記念(G2)を勝っている。
G1でも2021年の香港C(G1)と昨年の宝塚記念(G1)で2着に好走しており、もう少しでG1に手が届きそうなところまで来ている。
昨年のこのレースは4着だったが、今年のほうが臨戦過程はかなり良いと思えるので、ここで悲願のG1制覇の可能性はかなりありそうか。
スターズオンアース
戦績8戦3勝 美浦・高柳瑞樹
父ドゥラメンテ 母父Smart Strike
前走は秋華賞(G1 阪神芝2000M)に出走し、1番人気に推されたが結果は3着。
昨年の3歳春は桜花賞(G1)とオークス(G1)を勝って3歳牝馬二冠に輝いている。
前走の秋華賞もぶっつけ本番で挑んでかなり惜しいところまで詰め寄っているので、負けて強しの内容だったと思える。
今回も久々のレースとなってしまうが、久々ぶっつけでもここで好走出来る可能性はあると思える。
ジャックドール
戦績13戦7勝 栗東・藤岡健一
父モーリス 母父Unbridled’s Song
前走は香港に遠征し、香港カップ(G1 シャティン芝2000M)に出走し、12頭立ての7着。
これまで昨年の金鯱賞(G2)と札幌記念(G2)を勝っている。
自分の競馬が出来れば強いタイプで、スンナリ先行出来るかが好走のカギだが、今回はコノ馬の天敵になりそうな馬は少ない感じがする。
そうなると今回は展開面の恩恵もかなりありそうなので、コノ馬の真価が発揮されそうか。
現時点での狙い馬候補
今年の大阪杯はA評価の馬が4頭いるが、諸々の条件を考慮すると狙い目はコノ馬か。
これまでG1レースでは力を出し切れていない感じが強いが、今回はコノ馬の力がフルに発揮出来る条件が揃ったと思えるので、ここでこれまでの鬱憤を晴らすとみている。
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