【桜花賞2023】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2023年4月9日（日）に行われる「桜花賞2023」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で83回目を迎える「桜花賞」は阪神芝1600Mで行われる３歳牝馬限定のＧ１レースです。
３歳牝馬三冠レースの一冠目となるレースで、その名の通り毎年桜の咲く頃に行われるレースなのですが、近年は桜の開花時期が早まっていて今年も既に桜のピークは過ぎているかも知れません。
2020年はデアリングタクト、2018年はアーモンドアイが勝って後に三冠牝馬となりましたが、ここ１５年以内にアパパネやジェンティルドンナという三冠牝馬が合計４頭誕生しています。今年は果たしてそのような名牝が誕生するのかも注目したいところです。

過去10年の１番人気馬の戦績は1-3-1-5、勝率10%、連対率40%、複勝率50%ということで、勝率が低く1番人気馬の信頼度は低目のレースと言えるかと思います。

桜花賞2023 出走予定馬

登録馬は以下の26頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

リバティアイランド

戦績3戦2勝 栗東・中内田充正

父ドゥラメンテ　母父All American

前走は阪神ＪＦ（Ｇ１ 阪神芝1600M）に出走し、１番人気に応えて見事１着。
２走前のアルテミスＳ（Ｇ３）は直線半ばで完全に進路が無くなってしまうロスが響いて２着に終わっているが、前走は圧倒的なパフォーマンスで圧勝している。
未だ対戦していない馬もいるが、断然人気になるのも仕方ない感じか。

ハーパー

戦績3戦2勝 栗東・友道康夫

父ハーツクライ　母父Jump Start

前走はクイーンＣ（Ｇ３ 東京芝1600M）に出走し、６番人気だったが見事１着。
その前走のクイーンＣの勝ちタイムが稍重馬場ながら1分33秒1のかなり優秀なタイムで勝っている。
未だ底をみせていない魅力もあるので、リバティアイランドを逆転する可能性はあるかも知れないか。

ライトクオンタム

戦績2戦2勝 栗東・武幸四郎

父ディープインパクト　母父Quality Road

前走はシンザン記念（Ｇ３ 中京芝1600M）に出走し、２番人気だったが見事１着。
その前走は新馬戦を勝ってすぐの２戦目での重賞挑戦だったが、強烈な末脚を繰り出して勝ち切っている。
コノ馬も未だ底をみせていない魅力に溢れているので、リバティアイランドを逆転する可能性はありそうか。

シングザットソング

戦績4戦2勝 栗東・高野友和

父ドゥラメンテ　母父My Golden Song

前走はフィリーズレビュー（Ｇ２ 阪神芝1400M）に出走し、２番人気だったが見事１着。
その前走は好位追走から直線はかなりシッカリとした脚で差し切っている。
新馬戦はマイルで勝っているので、マイルに戻るのは問題ないとは思うが1400Mへの距離短縮でパフォーマンスを上げている感じなので、距離的は正直微妙かも知れないが、好走出来る可能性は当然ありそうか。

モズメイメイ

戦績4戦3勝 栗東・音無秀孝

父リアルインパクト　母父Frankel

前走はチューリップ賞（Ｇ２ 阪神芝1600M）に出走し、７番人気だったが見事１着。
既に３勝している点は大きく評価出来るが、前走はやや展開に恵まれた感は否めないか。
今回は同型との兼ね合い次第となるものの軽視は禁物という感じがする。

ドゥアイズ

戦績5戦1勝 栗東・庄野靖志

父ルーラーシップ　母父ディープインパクト

前走はクイーンＣ（Ｇ３ 東京芝1600M）に出走し、２番人気２着。
未だ１勝馬だが、これまで馬券圏内を一度も外していない堅実性はかなり評価出来る。
勝つまではどうかと思うが、馬券圏内なら十分期待出来ると思える。

ラヴェル

戦績3戦2勝 栗東・矢作芳人

父キタサンブラック　母父ダイワメジャー

前走は阪神ＪＦ（Ｇ１ 阪神芝1600M）に出走し、４番人気１１着。
２走前のアルテミスＳ（Ｇ３）でリバティアイランドを負かしたが、前走は１８頭立ての大外枠が響いて末脚不発に終わっている。
昨年のチューリップ賞（Ｇ２）圧勝しているナミュールの半妹という血統背景もあるので、好枠を引ければ大きく巻き返す可能性はあると思える。

現時点での狙い馬候補

今年の桜花賞はA評価の馬が３頭いるが、諸々の条件を考慮すると狙い目はコノ馬か。
前走も軸として狙ったが期待以上の走りだった。前走後のさらなる成長もかなり期待出来るので、ここでも激走が期待出来そうか。

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