2023年4月30日(日)に行われる「天皇賞(春)2023」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。
第167回を迎える「天皇賞(春)」は京都芝3200Mで行われる古馬のG1レースです。
伝統と歴史のある古馬の長距離路線のG1レースですが、近年は超一流馬が長距離路線を敬遠する傾向となっており、年によってはG1級の馬がほとんど出てこないことも増えてきました。
しかしながら今年はタイトルホルダーを含めG1馬が複数頭出走してきますので、かなり盛り上がることになりそうです。
過去10年の1番人気馬の戦績は3-3-0-4、勝率30%、連対率60%、複勝率60%ということで、1番人気馬の信頼度は標準的なレースとなっています。
天皇賞(春)2023 出走予定馬
登録馬は以下の17頭となっています。
馬名 | 性齢 | 斤量 | 調教師 |
---|---|---|---|
アイアンバローズ | 牡6 | 58 | (栗)上村洋行 |
アスクビクターモア | 牡4 | 58 | (美)田村康仁 |
アフリカンゴールド | セ8 | 58 | (栗)西園正都 |
エンドロール | 牡4 | 58 | (美)青木孝文 |
サンレイポケット | 牡8 | 58 | (栗)高橋義忠 |
シルヴァーソニック | 牡7 | 58 | (栗)池江泰寿 |
ジャスティンパレス | 牡4 | 58 | (栗)杉山晴紀 |
タイトルホルダー | 牡5 | 58 | (美)栗田徹 |
ディープボンド | 牡6 | 58 | (栗)大久保龍 |
ディープモンスター | 牡5 | 58 | (栗)池江泰寿 |
ディアスティマ | 牡6 | 58 | (栗)高野友和 |
トーセンカンビーナ | 牡7 | 58 | (美)加藤征弘 |
ヒュミドール | セ7 | 58 | (美)小手川準 |
ブレークアップ | 牡5 | 58 | (栗)吉岡辰弥 |
ボルドグフーシュ | 牡4 | 58 | (栗)宮本博 |
マテンロウレオ | 牡4 | 58 | (栗)昆貢 |
メロディーレーン | 牝7 | 56 | (栗)森田直行 |
予想オッズ
1 | タイトルホルダー | 2.8 |
2 | ジャスティンパレス | 4.1 |
3 | ボルドグフーシュ | 5.4 |
4 | アスクビクターモア | 8.8 |
5 | シルヴァーソニック | 10.5 |
予想オッズ上位人気馬の見解
タイトルホルダー
戦績15戦7勝 美浦・栗田徹
父ドゥラメンテ 母父Motivator
前走は日経賞(G2 中山芝2500M)に出走し、2番人気だったが見事1着。
その前走の日経賞は不良馬場でのレースだったが、果敢にハナに立つと直線は後続を突き放す一方となり、8馬身差をつけて圧勝している。
3歳時に菊花賞(G1)、昨年の4歳時は天皇賞・春(G1)と宝塚記念(G1)を何れも圧勝しており、勝つときは圧勝が多いという印象が強い。
問題は初となる京都コースがどうかと思うが、寧ろかなり合う可能性も高いと思うので、やはり中心視は妥当なところか。
ジャスティンパレス
戦績9戦4勝 栗東・杉山晴紀
父ディープインパクト 母父Royal Anthem
前走は阪神大賞典(G2 阪神芝3000M)に出走し、2番人気だったが見事1着。
昨年の3歳時は神戸新聞杯(G2)圧勝したものの、菊花賞(G1)はボルドグフーシュに先着を許して3着だったが、前走はそのボルドグフーシュを負かして快勝している。
当初は3000M以上は長いと思っていたが前走で成長をみせているので、そうなるとタイトルホルダーを負かす可能性も十分ありそうか。
ボルドグフーシュ
戦績11戦3勝 栗東・宮本博
父スクリーンヒーロー 母父Layman
前走は阪神大賞典(G2 阪神芝3000M)に出走し、1番人気に推されたが結果は2着。
重賞未勝利馬だが、菊花賞(G1)、有馬記念(G1)と前走と重賞2着が3回ある。
勝ち切れない詰めの甘さが少し気になるが、終いの脚が確実なのは揺ぎ無いので、ここでも好走の可能性はかなり高そうか。
アスクビクターモア
戦績10戦4勝 美浦・田村康仁
父ディープインパクト 母父Rainbow Quest
前走は日経賞(G2 中山芝2500M)に出走し、1番人気に推されたが9着に惨敗。
昨年の3歳時は皐月賞(G1)は5着に終わったものの、ダービー(G1)3着、そして菊花賞(G1)を見事にレコード勝ちで制している。
前走は初の古馬との対戦というのもあったが、道悪が全くダメだった可能性が高く敗因はハッキリしているので、軽い良馬場になれば大きく巻き返す可能性があると思える。
シルヴァーソニック
戦績21戦6勝 栗東・池江泰寿
父オルフェーヴル 母父トニービン
前走はサウジアラビアに遠征し、レッドシーターフハンデキャップ(G3 芝3000M)に出走し、13頭立てのレースだったが見事1着となっている。
その前走は圧勝と言える内容で勝っているので、海外レースで力関係が把握し辛いもののかなり評価出来る。
今回はかなりメンバーレベルが高くなるので厳しいかも知れないが、絶対に軽視は出来ない1頭だとは思える。
現時点での狙い馬候補
今年の天皇賞(春)はA評価の馬が4頭もいるが、諸々の条件を考慮すると狙い目になるのはコノ馬か。
前走は負けはしたもののあくまで本番は今回なので、前哨戦の内容的には全く問題ないと思える。
どんな条件でも終いの脚は確実でかつ爆発力もメンバー随一なので、ここで悲願を達成するとみている。
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