2023年5月21日(日)に行われる「優駿牝馬(オークス)2023」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。
今年で84回目を迎える「優駿牝馬(オークス)」は東京芝2400Mで行われる3歳牝馬限定のG1レースです。
3歳牝馬クラシックの二冠目となるこのレースですが、桜花賞から一気に4ハロン(800M)も距離が延びるため、年によっては桜花賞馬が参戦してこないケースがありますが、今年は桜花賞上位馬のほぼ全頭が順当にオークスに参戦してきそうです。
ちなみに2010年以降に桜花賞とオークスの二冠を達成した馬のうち4頭(アパパネ、ジェンティルドンナ、アーモンドアイ、デアリングタクト)は牝馬三冠を達成しましたが、昨年の桜花賞とオークスを制したスターズオンアースは秋華賞が3着で惜しくも三歳牝馬三冠を逃しています。
過去10年の1番人気馬の戦績は5-2-1-2、勝率50%、連対率70%、複勝率80%ということで、牝馬限定戦の割には1番人気馬の信頼度はかなり高いレースとなっています。
優駿牝馬(オークス)2023 出走予定馬
登録馬は以下の21頭となっています。
馬名 | 性齢 | 斤量 | 調教師 |
---|---|---|---|
イングランドアイズ | 牝3 | 55 | (栗)安田翔伍 |
ウェイビー | 牝3 | 55 | (栗)西村真幸 |
エミュー | 牝3 | 55 | (美)和田正一 |
キタウイング | 牝3 | 55 | (美)小島茂之 |
キミノナハマリア | 牝3 | 55 | (栗)千田輝彦 |
クインズカムイ | 牝3 | 55 | (美)加藤征弘 |
コナコースト | 牝3 | 55 | (栗)清水久詞 |
ゴールデンハインド | 牝3 | 55 | (美)武市康男 |
シンリョクカ | 牝3 | 55 | (美)竹内正洋 |
ソーダズリング | 牝3 | 55 | (栗)音無秀孝 |
ドゥーラ | 牝3 | 55 | (栗)高橋康之 |
ドゥアイズ | 牝3 | 55 | (栗)庄野靖志 |
ハーパー | 牝3 | 55 | (栗)友道康夫 |
ヒップホップソウル | 牝3 | 55 | (美)木村哲也 |
ペリファーニア | 牝3 | 55 | (美)鹿戸雄一 |
ミッキーゴージャス | 牝3 | 55 | (栗)安田隆行 |
メランポジューム | 牝3 | 55 | (栗)高野友和 |
ライトクオンタム | 牝3 | 55 | (栗)武幸四郎 |
ラヴェル | 牝3 | 55 | (栗)矢作芳人 |
リバティアイランド | 牝3 | 55 | (栗)中内田充 |
レミージュ | 牝3 | 55 | (栗)松永幹夫 |
予想オッズ
1 | リバティアイランド | 1.5 |
2 | コナコースト | 7.8 |
3 | ペリファーニア | 11.4 |
4 | ゴールデンハインド | 17.8 |
5 | ハーパー | 22.5 |
6 | ドゥアイズ | 28.3 |
予想オッズ上位人気馬の見解
リバティアイランド
戦績4戦3勝 栗東・中内田充正
父ドゥラメンテ 母父All American
前走は桜花賞(G1 阪神芝1600M)に出走し、1番人気に応えて見事1着。
デビュー2戦目のアルテミスS(G3)は直線で進路が無くなるロスがあって2着に負けたが、それ以外のレースでは同世代の牝馬には敵なしのパフォーマンスを繰り出して他馬を捻じ伏せている。
2400Mの距離がどうかと思うが、折り合いに全く不安が無い馬なので同世代の牝馬同士なら凡走のイメージが沸かないか。
コナコースト
戦績4戦1勝 栗東・清水久詞
父キタサンブラック 母父キングカメハメハ
前走は桜花賞(G1 阪神芝1600M)に出走し、6番人気だったが2着に好走。
2走前のチューリップ賞(G2)も2着でこれまで4戦して連対を外していない堅実性は評価出来る。
新馬戦は1800Mで勝ち上がっているので、2400Mも走れる力はありそうなので、ここも上位争いに加わる可能性は高そうか。
ペリファーニア
戦績3戦1勝 美浦・鹿戸雄一
父モーリス 母父ハーツクライ
前走は桜花賞(G1 阪神芝1600M)に出走し、5番人気3着。
2走前のチューリップ賞(G2)も3着でこれまで3戦して馬券圏外が無いのは評価出来る。
半兄がエフフォーリアということで注目度も高い馬だが、兄同様に2400Mなら十分こなせる可能性はありそうか。
ゴールデンハインド
戦績7戦2勝 美浦・武市康男
父ゴールドシップ 母父Shamardal
前走はフローラS(G2 東京芝2000M)に出走し、7番人気だったが見事1着。
2走前のフラワーC(G3)は4着で、これまで7戦して一度も掲示板を外していない点は評価出来る。
2000Mまでは全く問題なく走れている点はアドバンテージだと思えるので、ここでも好走出来る可能性はありそうか。
ハーパー
戦績4戦2勝 栗東・友道康夫
父ハーツクライ 母父Jump Start
前走は桜花賞(G1 阪神芝1600M)に出走し、3番人気4着。
2走前のクイーンC(G3)を好タイムで勝っており、前走の桜花賞も先に繋がる内容だったと思える。
新馬戦で2000Mの距離をこなしているので、2400Mの距離でも力だ出し切れそうか。
ドゥアイズ
戦績6戦1勝 栗東・庄野靖志
父ルーラーシップ 母父ディープインパクト
前走は桜花賞(G1 阪神芝1600M)に出走し、4番人気5着。
2歳時に札幌2歳S(G3)2着、阪神JF(G1)3着の実績があり、2走前のクイーンC(G3)でも2着に好走しており、これまで一度も掲示板を外していない堅実性はかなり評価出来る。
2400Mの距離でも走れる力はあると思えるので、軽視は絶対に出来ない1頭か。
現時点での狙い馬候補
今年の優駿牝馬(オークス)は久々にA+評価の馬がいるので、必然的にコノ馬が狙い馬となる。
同世代の牝馬同士では現時点で敵なしの状況だと思えるので、馬券的な妙味は全く無いと思うが、無理に穴を狙うよりはコノ馬で仕方がない気がする。
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