【ＮＨＫマイルカップ2023】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2023年5月7日（日）に行われる「ＮＨＫマイルカップ2023」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で28回目を迎える「ＮＨＫマイルカップ」は東京芝1600Mで行われる３歳限定のＧ１レースです。
３歳マイル王決定戦という位置付けのレースですが、年によって皐月賞や桜花賞での活躍馬が出てくるか否かによってレースレベルが大きく変わってきます。
今年は例年並み程度のメンバーが揃ったかと思います。
過去10年の１番人気馬の戦績は2-1-1-6、勝率20%、連対率30%、複勝率40%ということで、1番人気馬の信頼度は低目なレースとなっています。

ＮＨＫマイルカップ2023 出走予定馬

登録馬は以下の20頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

オオバンブルマイ

戦績4戦3勝 栗東・吉村圭司

父ディスクリートキャット　母父ディープインパクト

前走はアーリントンＣ（Ｇ３ 阪神芝1600M）に出走し、５番人気だったが見事１着。
その前走は直線で外に持ち出すと長く良い脚を使ってキッチリと差し切っている。
２走前の朝日杯ＦＳ（Ｇ１）は７着に崩れたが、前走は大きくパフォーマンスを上げてきているので、ここに来て成長力も示している。
東京芝コースでも適性を既に示しているので、今回のメンバー相手なら中心視は妥当なところか。

エエヤン

戦績5戦3勝 美浦・伊藤大士

父シルバーステート　母父ティンバーカントリー

前走はＮＺＴ（Ｇ２ 中山芝1600M）に出走し、２番人気だったが見事１着。
新馬戦と２戦目の未勝利戦は敗れたが、３戦目からマイルに距離を短縮して３連勝している。
東京芝コースの適性が微妙かも知れないが、勢いはあるのでここでも好走は可能と思える。

ドルチェモア

戦績4戦3勝 栗東・須貝尚介

父ルーラーシップ　母父ディープインパクト

前走はＮＺＴ（Ｇ２ 中山芝1600M）に出走し、１番人気に推されたが結果は７着。
その前走はハナに行く競馬で直線は失速してしまったが、速いペースで馬場の悪いところを通っていたという言い訳も多少出来る。
サウジアラビアＲＣ（Ｇ３）の勝ちっぷりから東京芝1600Mに替わるのは大きなプラスだと思えるので、巻き返す可能性はかなりあると思える。

ダノンタッチダウン

戦績4戦1勝 栗東・安田隆行

父ロードカナロア　母父Dansili

前走は皐月賞（Ｇ１ 中山芝2000M）に出走し、１０番人気１８着。
３走前にデイリー杯２歳Ｓ（Ｇ２）で２着、２走前には朝日杯ＦＳ（Ｇ１）で２着に好走している。
前走は道悪や距離など敗因はあると思うが、それにしも負け過ぎという感じもするので、思っていたよりも人気になるようなら敢えて割り引く感じになるか。

ウンブライル

戦績5戦2勝 美浦・木村哲也

父ロードカナロア　母父ファルブラヴ

前走はＮＺＴ（Ｇ２ 中山芝1600M）に出走し、５番人気だったが２着に好走。
３走前の阪神ＪＦ（Ｇ１）は３番人気に推されながら１５着に大敗し、２走前のクイーンＣ（Ｇ３）も６着に終わったが、前走でようやく素質の片鱗をみせている。
前走はブリンカーの効果もあったのかも知れないが、元々素質は高い筈なのでコノ馬もここで好走出来る可能性はありそうか。

カルロヴェローチェ

戦績4戦2勝 栗東・須貝尚介

父シルバーステート　母父ロックオブジブラルタル

前走はファルコンＳ（Ｇ３ 中京芝1400M）に出走し、１番人気に推されたが結果は２着。
２走前の白梅賞（１勝クラス）をかなりのパフォーマンスで買っており、マイルの適性も示している。
高速馬場はかなり合いそうなタイプだと思えるので、コノ馬も好走は十分可能か。

現時点での狙い馬候補

今年のＮＨＫマイルＣはA評価の馬が２頭いるが、諸々の条件を加味すると狙い目になるのはコノ馬か。
前走は負けてしまったが、そもそも前哨戦で目イチではなかったのと、展開も不向きだったなど言い訳はいくらでも出来る。
今回は元々目標にしていたレースで目イチは明らかなのと、間違いなくベスト条件なので大きく巻き返せる筈。

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