2023年5月14日(日)に行われる「ヴィクトリアマイル2023」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。
今年で18回目を迎える「ヴィクトリアマイル」は東京芝1600Mで行われる古馬の牝馬限定のG1レースです。
春の古馬牝馬ナンバーワン決定戦という感じのレースで、毎年のように牝馬の一線級の馬が揃うレースとなっています。
また、リピーターが多いのも特徴でこれまで16回行われた中で、ヴィルシーナとストレイトガールが連覇を達成しているほか、3着以内まで拡げるとウォッカ、ブエナビスタ、ホエールキャプチャ、ジュールポレール、ノームコアなどがおり、リピートしている馬はそのうち1回は優勝しています。
過去10年の1番人気馬の戦績は3-2-0-5、勝率30%、連対率50%、複勝率50%ということで、1番人気馬の信頼度としてはほぼ標準的なレースとなっています。
ヴィクトリアマイル2023 出走予定馬
登録馬は以下の19頭となっています。
馬名 | 性齢 | 斤量 | 調教師 |
---|---|---|---|
アートハウス | 牝4 | 56 | (栗)中内田充 |
アンドヴァラナウト | 牝5 | 56 | (栗)池添学 |
アヴェラーレ | 牝5 | 56 | (美)木村哲也 |
イズジョーノキセキ | 牝6 | 56 | (栗)石坂公一 |
クリノプレミアム | 牝6 | 56 | (美)伊藤伸一 |
サウンドビバーチェ | 牝4 | 56 | (栗)高柳大輔 |
サブライムアンセム | 牝4 | 56 | (栗)藤原英昭 |
スターズオンアース | 牝4 | 56 | (美)高柳瑞樹 |
スタニングローズ | 牝4 | 56 | (栗)高野友和 |
ステラリア | 牝5 | 56 | (栗)斉藤崇史 |
ソダシ | 牝5 | 56 | (栗)須貝尚介 |
ソングライン | 牝5 | 56 | (美)林徹 |
ディヴィーナ | 牝5 | 56 | (栗)友道康夫 |
ナミュール | 牝4 | 56 | (栗)高野友和 |
ナムラクレア | 牝4 | 56 | (栗)長谷川浩 |
メイケイエール | 牝5 | 56 | (栗)武英智 |
ララクリスティーヌ | 牝5 | 56 | (栗)斉藤崇史 |
ルージュスティリア | 牝4 | 56 | (栗)藤原英昭 |
ロータスランド | 牝6 | 56 | (栗)辻野泰之 |
予想オッズ
1 | スターズオンアース | 3.0 |
2 | ソダシ | 3.4 |
3 | ソングライン | 6.4 |
4 | ナミュール | 7.8 |
5 | ナムラクレア | 9.5 |
6 | スタニングローズ | 11.3 |
予想オッズ上位人気馬の見解
スターズオンアース
戦績9戦3勝 美浦・高柳瑞樹
父ドゥラメンテ 母父Smart Strike
前走は大阪杯(G1 阪神芝2000M)に出走し、1番人気に推されたが結果は2着。
昨年の3歳時は桜花賞(G1)とオークス(G1)勝って三歳牝馬二冠を達成し、ぶっつけで挑んだ秋華賞(G1)も出遅れながら僅差の3着にまで押し上げていた。
前走も完全に前残りの展開のなかただ1頭だけ後方から追い込んでいるので、実質的には勝ちに等しい内容とも思える。
マイル適性も何度も示している馬なので、牝馬同士のレースなら中心視は妥当で間違いないか。
ソダシ
戦績14戦7勝 栗東・須貝尚介
父クロフネ 母父キングカメハメハ
前走はマイルCS(G1 阪神芝1600M)に出走し、2番人気3着。
デビューから5連勝で桜花賞(G1)を制した馬で、一時不振の時期もあったが、昨年のこのレースを勝って完全復活を果たしている。
今回は久々でぶっつけな感じだが間違いなくベスト条件と思えるので、連覇の可能性も十分ありそうか。
ソングライン
戦績13戦5勝 美浦・林徹
父キズナ 母父シンボリクリスエス
前走はサウジアラビアに遠征し1351ターフスプリント(G3 サウジ芝1351M)に出走し、11頭立ての10着。
昨年のこのレースは5着だったが、次走の安田記念(G1)を見事に勝ってG1馬となっている。
直近の2戦のパフォーマンスは案外だが、絶対に軽視は出来ない1頭だと思える。
ナミュール
戦績9戦3勝 栗東・高野友和
父ハービンジャー 母父ダイワメジャー
前走は東京新聞杯(G3 東京芝1600M)に出走し、2番人気2着。
昨年の3歳時はチューリップ賞(G2)を勝ったものの、三歳牝馬三冠レースは桜花賞(G1)10着、オークス(G1)3着、秋華賞(G1)2着と無冠に終わった。
古馬との対戦になってからの2戦を見る限り、やはりベストはマイル前後の距離だと思えるので、今回の条件なら好走は十分期待出来るか。
ナムラクレア
戦績12戦4勝 栗東・長谷川浩大
父ミッキーアイル 母父Storm Cat
前走は高松宮記念(G1 中京芝1200M)に出走し、2番人気2着。
2歳時に小倉2歳S(G3)を勝ち、3歳時は函館スプリントS(G3)を勝ち、今年に入ってからはシルクロードS(G3)を勝っている。
やはりベストは1200Mだと思うのでさすがにマイルG1では厳しいと思えるが、超高速馬場なら軽視はしないほうが良い気がする。
スタニングローズ
戦績12戦5勝 栗東・高野友和
父キングカメハメハ 母父クロフネ
前走は中山記念(G2 中山芝1800M)に出走し、3番人気5着。
これまでフラワーC(G3)、紫苑S(G3)、そして3走前に秋華賞(G1)を勝っており、既に重賞を3勝している。
左回りの勝ち鞍が無いのが微妙な気もするが、地力は間違いなくある馬なので軽視は禁物という感じがする。
現時点での狙い馬候補
今年のヴィクトリアマイルはA評価の馬が2頭いるが、諸々の条件を加味すると狙い目になるのはコノ馬か。
前走は負けはしたもののハイレベルなメンバー相手にそれほど負けていない点は評価出来る。
牡馬も含めてこの路線ではトップグループの1頭なのは間違いないので、牝馬同士なら十分勝ち負けになる筈か。
現時点の狙い馬候補は ⇒⇒ 最強競馬ブログランキングの27位ぐらいに書いてありますので是非チェックしてみて下さい。
レース前日に無料会員様向けのメールマガジンにて、レース展開や馬券の組み方(軸馬やヒモについて)の直前見解を配信いたしますので、未だ当サイトの無料会員にご登録されてない方はこの機会にご登録頂ければと思います。
無料のメールマガジンの登録はコチラからお願いします。
⇒ http://bit.ly/keiba0muryou
競馬新聞ゼロ 無料会員について
競馬新聞ゼロの無料会員には以下の特典がございます。
その1 メールマガジンでG1を含む中央競馬全重賞(平地のみ)のアドバンス指数を無料配信いたします。
その2 中央通常版競馬新聞ページの「印」「本紙予想(買い目)」「最大指数」「平均指数」が閲覧可能になります。
その3 アドバンス指数(中央版)のTARGET用外部指数形式の過去データファイル(2014年1月~)がご利用可能になります。
「無料のくせによく当たる」
競馬新聞ゼロの無料会員登録はコチラ
⇒ http://bit.ly/keiba0muryou