【京王杯スプリングカップ2023】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2023年5月13日（土）に行われる「京王杯スプリングカップ2023」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で68回目を迎える「京王杯スプリングカップ」は東京芝1400Mで行われる古馬のＧ２レースです。
安田記念のステップレースとなっており、１着馬には優先出走権が与えられるのですが、このレースの活躍馬はどちらかというと近年はスプリンター寄りの馬が多く、年によっては安田記念と全く結びつかないことも多くなっています。
過去10年の１番人気馬の戦績は4-0-0-6、勝率40%、連対率40%、複勝率40%ということで、過去10年では１番人気馬が１着か馬券圏外という極端な結果となっており、１番人気馬の信頼度はトータルとしてはやや低目のレースとなっています。

京王杯スプリングカップ2023 出走予定馬

登録馬は以下の21頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

ダノンスコーピオン

戦績9戦4勝 栗東・安田隆行

父ロードカナロア　母父Sligo Bay

前走は香港に遠征し、香港マイル（Ｇ１ シャティン芝1600M）に出走し、１０頭立ての６着。
昨年の３歳時にＮＨＫマイルＣ（Ｇ１）を勝っている他、アーリントンＣ（Ｇ３）も勝っている。
古馬との対戦では３走前に富士Ｓ（Ｇ２）で３着となっているが、直近の２戦は評価がし辛い案外な結果に終わっている。
1400Mは初となるものの適性はありそうなので、Ｇ１馬としてここは意地を見せる可能性がかなりありそうか。

トゥラヴェスーラ

戦績27戦4勝 栗東・高橋康之

父ドリームジャーニー　母父アドマイヤコジーン

前走は高松宮記念（Ｇ１ 中京芝1200M）に出走し、１３番人気という低評価だったが見事３着に好走。
既に８歳馬だがパフォーマンスは維持しており、重賞勝ちは無いものの何度も重賞で好走している。
一昨年のこのレースで２着に好走して適性は示しているので、今年のメンバー相手なら２年振りの好走も十分あると思える。

ピクシーナイト

戦績10戦3勝 栗東・音無秀孝

父モーリス　母父キングヘイロー

前走は高松宮記念（Ｇ１ 中京芝1200M）に出走し、８番人気１３着。
一昨年のスプリンターズＳ（Ｇ１）の覇者でその次走の香港スプリントでの落馬事故で前走は長期の休養明けだったが、極端な道悪で評価は難しいのが正直なところ。
今回それほど間隔を開けずに使えるのはかなり良い感じだと思えるので、復活の手応えを感じさせるパフォーマンスも可能と思える。

ウインマーベル

戦績15戦4勝 美浦・深山雅史

父アイルハヴアナザー　母父フジキセキ

前走は高松宮記念（Ｇ１ 中京芝1200M）に出走し、６番人気１０着。
３走前のスプリンターズＳ（Ｇ１）で２着に好走しているほか、５走前には葵Ｓ（Ｇ３）も勝っている。
1400Mでも適性は示しているのと、直近の２戦は敗因がある程度ハッキリしているので、巻き返しは可能か。

現時点での狙い馬候補

今年の京王杯スプリングカップはA評価の馬が２頭いるが、諸々の条件を加味すると狙い目になるのはコノ馬か。
前走は調子の良さを大いに示す好走だったが、元々はかなり堅実性の高い馬なので前走の好走も全く驚けない。
今回もメンバーレベル的にはそれほどでもないので、再度の好走も十分可能と思える。

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