【鳴尾記念2023】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2023年6月3日（土）に行われる「鳴尾記念2023」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で76回目を迎える「鳴尾記念」は阪神芝2000Mで行われる３歳以上のＧ３重賞です。
これまで何度か距離が変更となっており、90年代の半ばぐらいまでは芝2500Mで行われていましたが、その後一時1800Mの時代を経て、2012年以降は現在のように芝2000Mで行われています。
過去１０年の１番人気馬の戦績は2-3-0-5、勝率20%、連対率50%、複勝率50%ということで、1番人気馬の信頼度はやや低目なレースかと思います。

鳴尾記念2023 出走予定馬

登録馬は以下の16頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

カラテ

戦績35戦8勝 栗東・辻野泰之

父トゥザグローリー　母父フレンチデピュティ

前走は新潟大賞典（Ｇ３ 新潟芝2000M）に出走し、５番人気だったが見事１着。
一昨年の５歳２月に東京新聞杯（Ｇ３）でデビュー２３戦目にして重賞初勝利を飾り、昨年の６歳時も新潟記念（Ｇ３）を勝っており、前走を含めて既に重賞を３勝している。
既に７歳で３５戦も走っているが未だ強くなっている感じもするので、ここも中心視は妥当なところか。

ソーヴァリアント

戦績12戦5勝 美浦・大竹正博

父オルフェーヴル　母父シンボリクリスエス

前走は中山記念（Ｇ２ 中山芝1800M）に出走し、１番人気に推されたが結果は９着。
３歳時と４歳時にチャレンジＣ（Ｇ３ 阪神芝2000M）を連覇している馬で、前走も抜けた１番人気に推されていたが、案外過ぎる結果に終わっている。
今回はチャレンジＣと同じ２戦２勝の阪神芝2000Mという条件なので巻返す可能性はかなりあるのかも知れないが、前走の敗因がハッキリしない不可解な点があるので過信はしないほうが良い気もする。

ボッケリーニ

戦績24戦6勝 栗東・池江泰寿

父キングカメハメハ　母父ダンスインザダーク

前走は日経賞（Ｇ２ 中山芝2500M）に出走し、５番人気だったが２着に好走。
2020年の中日新聞杯（Ｇ３）と昨年の目黒記念（Ｇ２）を勝っており、実績的には上位の存在と言える。
ハンデがきつくて目黒記念を回避してここに出て来る感じなので、勝負度合いとしては今回は微妙なのかも知れないか。

マリアエレーナ

戦績19戦5勝 栗東・吉田直弘

父クロフネ　母父ディープインパクト

前走は大阪杯（Ｇ１ 阪神芝2000M）に出走し、６番人気５着。
昨年８月に小倉記念（Ｇ３）を圧勝し、天皇賞・秋（Ｇ１）でも不利がありながらそれほど差のない７着に踏ん張っており、一流処の牡馬とも良い勝負が出来る地力を何度も示している。
今回は前走と比較すれば相手関係がかなり楽になっているので、上位争いに加わる可能性は十分ありそうか。

フェーングロッテン

戦績12戦3勝 栗東・宮本博

父ブラックタイド　母父キングヘイロー

前走は金鯱賞（Ｇ２ 中京芝2000M）に出走し、３番人気２着。
３歳時にラジオNIKKEI賞（Ｇ３ 福島芝1800M）を勝っており、その後は菊花賞（Ｇ１）で大きく崩れた以外は馬券圏内に好走しているので堅実性はかなり示している。
ベストに近い条件と思えるので、今回もユニコーンライオンの存在は気になるがスンナリ先行出来さえすれば好走出来る可能性は高いと思える。

現時点での狙い馬候補

今年の鳴尾記念はA評価の馬が１頭のみなので、必然的にコノ馬が狙い馬となる。
前走も期待して軸に推したが期待に応える内容だった。
今回もさらなるパフォーマンスが期待出来るので、ここを勝って堂々と宝塚記念に向かうことを期待したい。

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