【シリウスステークス2023】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2023年9月30日（土）に行われる「シリウスステークス2023」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で27回目を迎える「シリウスステークス」は阪神ダート2000Mで行われる３歳以上のＧ３ハンデ重賞です。
JBCクラシックやチャンピオンズＣなど秋のダートＧ１レースを見据えた馬たちが集まるレースですが、年によってメンバーレベルに差がある感じとなっています。2018年の勝ち馬オメガパフュームはこのレースを勝った後にＪＢＣクラシックで２着に入り、暮れの東京大賞典（Ｇ１）を勝ち、さらに2019年の大井の帝王賞（Ｇ１）と東京大賞典（Ｇ１）を勝ちましたので、かなり出世したと言えます。

過去10年の１番人気馬の戦績は3-1-0-6、勝率30%、連対率40%、複勝率40%ということで、１番人気馬の信頼度は標準より若干低いレースとなっています。

シリウスステークス2023 出走予定馬

登録馬は以下の15頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

レモンポップ

戦績12戦8勝 美浦・田中博康

父Lemon Drop Kid　母父Giant’s Causeway

前走はドバイのドバイゴールデンシャヒーン（Ｇ１ ダート1200M）に出走し、１４頭立ての１０着。
２走前にフェブラリーＳ（Ｇ１）を制しており、ダートのマイル路線では頂点に立ったが、今回は距離を大幅に伸ばして出走してくる。
折り合いには全く問題ない馬なので、力の違いでここをアッサリ勝つ可能性はかなり高いと思える。

ハギノアレグリアス

戦績14戦6勝 栗東・四位洋文

父キズナ　母父ジェネラス

前走は大井の帝王賞（Ｇ１ 大井ダート2000M）に出走し、６番人気４着。
３走前に名古屋大賞典（Ｇ３）を勝っているほか、昨年のみやこＳ（Ｇ３）と今年の東海Ｓ（Ｇ２）と平安Ｓ（Ｇ３）で２着に好走している。
やや底が割れつつある印象もあるが、今回のメンバー相手なら上位争いに加わる可能性は高いと思える。

ヴァンヤール

戦績19戦5勝 栗東・庄野靖志

父タートルボウル　母父ブライアンズタイム

前走はＢＳＮ賞（Ｌ 新潟ダート1800M）に出走し、１番人気に推されたが結果は３着。
２走前の平安Ｓ（Ｇ３）で３着、３走前のアンタレスＳ（Ｇ３）で２着に好走しており、勝ち鞍は無いもののダート重賞を勝てるレベルの地力は既に示している。
今回は１頭強い馬がいるが、他の馬には十分先着出来ると思える。

キリンジ

戦績8戦2勝 栗東・佐々木晶三

父キズナ　母父ルーラーシップ

前走は大井のジャパンダートダービー（Ｇ１ 大井ダート2000M）に出走し、６番人気だったが２着に好走。
２走前には園田の兵庫チャンピオンシップ（Ｇ２）でも２着に好走しているので、３歳のダート路線ではトップグループに近い位置にいる。
距離を延ばしてパフォーマンスを上げてきているので、ここでも上位に食い込む可能性は十分ありそうか。

クリノドラゴン

戦績29戦5勝 栗東・大橋勇樹

父アスカクリチャン　母父ロージズインメイ

前走は東海Ｓ（Ｇ２ 中京ダート1800M）に出走し、５番人気１２着。
２走前に浦和の浦和記念（Ｇ２）を勝っているほか、３走前には盛岡のＪＢＣクラシック（Ｇ１）でも４着に好走している。
長めの距離のダート重賞なら上位に食い込める地力をこれまでに何度も示しているので、軽視は出来ない１頭か。

現時点での狙い馬候補

今年のシリウスステークスはA評価の馬が１頭のみなので、必然的に狙い馬になるのはコノ馬か。
間違いなく今回は次走へ向けた試走のようなレースだと思うが、人気でも地力と能力の違いをみせつけるとみている。

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