【ＮＨＫマイルカップ2024】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2024年5月5日（日）に行われる「ＮＨＫマイルカップ2024」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で29回目を迎える「ＮＨＫマイルカップ」は東京芝1600Mで行われる３歳限定のＧ１レースです。
３歳マイル王決定戦という位置付けのレースですが、年によって皐月賞や桜花賞での活躍馬が出てくるか否かによってレースレベルが大きく変わってきます。
今年はかなり良いメンバーが揃ったかと思います。
過去10年の１番人気馬の戦績は2-1-1-6、勝率20%、連対率30%、複勝率40%ということで、1番人気馬の信頼度は低目なレースとなっています。

ＮＨＫマイルカップ2024 出走予定馬

登録馬は以下の27頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

ジャンタルマンタル

戦績5戦3勝 美浦・黒岩陽一

父Palace Malice　母父Wilburn

前走は皐月賞（Ｇ１ 中山芝2000M）に出走し、３番人気３着。
２歳時は３戦３勝でデイリー杯２歳Ｓ（Ｇ２）と朝日杯ＦＳ（Ｇ１）を勝って２歳牡馬チャンピオンとなったが、３歳になって距離が延びて勝ち切れないレースが続いてしまった。
しかしながら、マイルとなれば話は別で前走も直線半ばで抜け出したときは勝ったと思えた好内容だったので巻き返す可能性はかなり高そうか。

アスコリピチェーノ

戦績4戦3勝 美浦・黒岩陽一

父ダイワメジャー　母父Danehill Dancer

前走は桜花賞（Ｇ１ 阪神芝1600M）に出走し、１番人気に推されたが結果は２着。
２歳時はデビューから３連勝で阪神ＪＦ（Ｇ１）を制して２歳牝馬チャンピオンとなっている。
前走もステレンボッシュに敗れたものの、十分力は出せているので、マイルの距離なら牡牝問わず世代トップ級なのは間違いないか。

ボンドガール

戦績3戦1勝 美浦・手塚貴久

父ダイワメジャー　母父Tizway

前走はＮＺＴ（Ｇ２ 中山芝1600M）に出走し、１番人気に推されたが結果は２着。
２走前のサウジアラビアＲＣ（Ｇ３）でゴンバデカーブースに敗れたが２着に好走している。
前走は久々でも能力の高さはみせているので、メンバーレベルは上がるが勝ち負けに加わってくる可能性はありそうか。

ゴンバデカーブース

戦績2戦2勝 美浦・堀宣行

父ブリックスアンドモルタル　母父ディープインパクト

前走はサウジアラビアＲＣ（Ｇ３ 東京芝1600M）に出走し、３番人気だったが見事１着。
その前走のサウジアラビアＲＣは豪快な末脚を繰り出して好メンバー相手に勝っている。
その後ホープフルＳ出走予定が取消となり順調さを欠いてはいるが、能力が高いのは間違い無さそうなので軽視は出来ないか。

ディスペランツァ

戦績6戦3勝 栗東・吉岡辰弥

父ルーラーシップ　母父Medaglia d’Oro

前走はアーリントンＣ（Ｇ３ 阪神芝1600M）に出走し、１番人気に応えて見事１着。
４走前の京都２歳Ｓ（Ｇ３）は６着、３走前のホープフルＳ（Ｇ１）は９着に終わっていたが、マイルに距離を短縮して大きくパフォーマンスを上げて連勝している。
左回りが初となるが、マイル適性はかなりありそうなので、絶対に軽視は出来ない１頭か。

ノーブルロジャー

戦績3戦2勝 栗東・吉岡辰弥

父Palace Malice　母父More Than Ready

前走は毎日杯（Ｇ３ 阪神芝1800M）に出走し、１番人気に推されたが結果は２着。
２走前にシンザン記念（Ｇ３）を勝っているが、前走は勝ったメイショウタバルに６馬身差をつけられている。
マイルの距離に戻ればパフォーマンスを上げて来る可能性は高そうなので、軽視は出来ない１頭と言えるか。

エコロブルーム

戦績4戦2勝 美浦・加藤征弘

父ダイワメジャー　母父Candy Ride

前走はＮＺＴ（Ｇ２ 中山芝1600M）に出走し、３番人気だったが見事１着。
２走前のシンザン記念（Ｇ３）は２着だったが、前走は見事に勝って重賞初勝利を飾っている。
東京芝1600Mでも勝ち鞍がある馬なので、時計的な裏付けはないがどちらにしろ軽視は出来ない１頭か。

ダノンマッキンリー

戦績5戦3勝 栗東・藤原英昭

父モーリス　母父Holy Roman Emperor

前走はファルコンＳ（Ｇ３ 中京芝1400M）に出走し、７番人気だったが見事１着。
デビューから２連勝したが、３走前の朝日杯ＦＳ（Ｇ１）は８着、２走前のクロッカスＳ（Ｌ）は５着に終わっていた。
1400Mのほうが明らかにパフォーマンスが良いので、マイルに距離が延びる今回は思っていたよりも人気になるようなら少し割り引きたいか。

現時点での狙い馬候補

今年のＮＨＫマイルＣはA評価の馬が２頭いるが、諸々の条件を考慮するとコノ馬が狙い馬となる。
前走は負けはしたもののコノ馬の力は十分示していたと思える。牡牝含めてマイルなら世代トップ級なのは間違いなく、ここで真価を発揮するとみている。

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