【中山牝馬ステークス2023】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2023年3月11日（土）に行われる「中山牝馬ステークス2023」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で41回目を迎える「中山牝馬ステークス」は中山芝1800Mで行われる古馬牝馬限定のＧ３のハンデ重賞です。
牝馬限定のハンデ重賞ということで、毎年のように荒れるレースとなっていますが、東日本大震災の影響で阪神競馬場で行われた2011年は1着10番人気、2着14番人気、3着13番人気で３連単2,446,260円という大波乱となっています。
過去10年の１番人気馬の戦績は1-2-3-4、勝率10%、連対率30%、複勝率60%ということで、牝馬限定のハンデ重賞らしく１番人気馬の信頼度は低目のレースとなっています。

中山牝馬ステークス2023 出走予定馬

登録馬は以下の15頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

アートハウス

戦績7戦4勝 栗東・中内田充正

父スクリーンヒーロー　母父ヴィクトワールピサ

前走は愛知杯（Ｇ３ 中京芝2000M）に出走し、１番人気に応えて見事１着。
３歳時は忘れな草賞（Ｌ）を勝って、オークス（Ｇ１）は２番人気に支持されたが７着、秋にローズＳ（Ｇ２）を勝ったが、秋華賞（Ｇ１）は５着に終わっていた。
しかしながら、古馬との初対戦となった前走でかなりの地力を示しており、この世代の牝馬トップグループの１頭だということを証明している。
今回も牝馬限定重賞なので、多少ハンデがきつくても中心視は妥当なところか。

クリノプレミアム

戦績26戦5勝 美浦・伊藤伸一

父オルフェーヴル　母父Giant’s Causeway

前走は中山金杯（Ｇ３ 中山芝2000M）に出走し、７番人気だったが見事２着に好走。
昨年のこのレースを１５番人気の低評価ながら見事に快勝している。
その後も昨年の福島牝馬Ｓ（Ｇ３）で２着、京成杯AH（Ｇ３）で３着に好走しており、前走で牡馬との混合重賞でも好走している点はかなり評価出来る。
属性的にあまり人気にならないのも魅力なので、今回もかなりの狙い目になりそうか。

ルビーカサブランカ

戦績27戦5勝 栗東・須貝尚介

父キングカメハメハ　母父ダンスインザダーク

前走は愛知杯（Ｇ３ 中京芝2000M）に出走し、４番人気８着。
昨年の愛知杯（Ｇ３）を勝っているほか、２走前には牡馬に混じってチャレンジＣ（Ｇ３）で２着に好走している。
中山適性は微妙だが地力は間違いなくある馬なので、どちらにしろ軽視は禁物という感じがする。

サトノセシル

戦績17戦3勝 美浦・堀宣行

父Frankel　母父Observatory

前走は愛知杯（Ｇ３ 中京芝2000M）に出走し、６番人気５着。
未だ重賞の勝ち鞍は無いが、これまで2021年のクイーンＳ（Ｇ３）３着、昨年のクイーンＳ（Ｇ３）２着、福島記念（Ｇ３）２着の実績がある。
前走は道悪の影響もあったと思えるので、今回巻き返す可能性は多少なりともあると思える。

現時点での狙い馬候補

今年の中山牝馬ＳはA評価の馬が２頭いるが、諸々の条件を考慮すると狙い目はコノ馬か。
前走も負けて強しの内容で、今回は１頭を除いて相手関係がかなり楽になっているので、好走は必至か。

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