【皐月賞2023】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2023年4月16日（日）に行われる「皐月賞2023」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で83回目を迎える「皐月賞」は中山芝2000Mで行われる３歳限定のＧ１レースです。
３歳クラシック三冠レースの一冠目となるレースとなりますので、三冠馬となるための最初の関門となります。
2020年はコントレイルが制して、そのまま無敗のクラシック三冠馬になり、2021年はエフフォーリアが勝ち、ダービーは惜しくも敗れましたが、その後天皇賞（秋）と有馬記念を勝って年度代表馬に輝きましたので、今年も超大物が誕生するか注目したいところです。
過去10年の１番人気馬の戦績は3-1-2-4、勝率30%、連対率40%、複勝率60%ということで、勝率はそこそこですが、1番人気馬の信頼度はトータルとしては標準的なレースと言えるかと思います。

皐月賞2023 出走予定馬

登録馬は以下の20頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

ファントムシーフ

戦績4戦3勝 栗東・西村真幸

父ハービンジャー　母父Medaglia d’Oro

前走は共同通信杯（Ｇ３ 東京芝1800M）に出走し、３番人気だったが見事１着。
２走前のホープフルＳ（Ｇ１）は４着に終わったが、前走は好メンバー相手に見事に勝ち切っている。
自在性もかなりあるので、有力処の１頭なのは間違いないところか。

フリームファクシ

戦績4戦3勝 栗東・須貝尚介

父ルーラーシップ　母父スペシャルウィーク

前走はきさらぎ賞（Ｇ３ 中京芝2000M）に出走し、１番人気に応えて見事１着。
新馬戦は２着に負けたが、２戦目から３連勝を挙げている。
きさらぎ賞（Ｇ３）も着差以上の強さを示しているので、中山は初となるがコノ馬も有力処の１頭となりそうか。

タスティエーラ

戦績3戦2勝 美浦・堀宣行

父サトノクラウン　母父マンハッタンカフェ

前走は弥生賞ディープインパクト記念（Ｇ２ 中山芝2000M）に出走し、３番人気だったが見事１着。
２走前の共同通信杯（Ｇ３）は４着止まりだったが、前走は成長を見せて見事に勝ち切っている。
レベル的には例年の皐月賞馬のレベルには達していると思えるので、コノ馬も有力処の１頭に入ってくるか。

ダノンタッチダウン

戦績3戦1勝 栗東・安田隆行

父ロードカナロア　母父Dansili

前走は朝日杯ＦＳ（Ｇ１ 阪神芝1600M）に出走し、２番人気２着。
未だ１勝馬ではあるが、２走前のデイリー杯２歳Ｓ（Ｇ２）と前走で重賞２着が２回ある点は評価できる。
終いの脚も確実だが2000Mへの距離延長が微妙な気もするので、思っていたよりも人気になるようなら敢えて割り引く感じになるか。

ソールオリエンス

戦績2戦2勝 美浦・手塚貴久

父キタサンブラック　母父Motivator

前走は京成杯（Ｇ３ 中山芝2000M）に出走し、２番人気だったが見事１着。
その前走は新馬戦を勝って２戦目での重賞挑戦だったが、粗削りな内容でも圧倒的な内容で勝ち切っている。
ヴァンドギャルドの半弟で血統背景もシッカリしており、スケール感もかなりあるのでコノ馬も有力処の１頭に成り得る。

ベラジオオペラ

戦績3戦3勝 栗東・上村洋行

父ロードカナロア　母父ハービンジャー

前走はスプリングＳ（Ｇ２ 中山芝1800M）に出走し、２番人気だったが見事１着。
これまで３戦３勝土付かずと底を見せていない魅力もかなりある。
道悪でも適性を示している点は大きな強みなので、コノ馬も有力処の１頭に入って来るか。

現時点での狙い馬候補

今年の皐月賞はA評価の馬が５頭もいるが、諸々の条件を考慮すると狙い目はコノ馬か。
前走内容はかなり優秀で、歴代の皐月賞馬のレベルには十分達していると思えるので、今年の皐月賞はコノ馬で勝負したい。

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