2023年5月28日(日)に行われる「東京優駿(日本ダービー)2023」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。
今年で90回目を迎える「東京優駿(日本ダービー)」は東京芝2400Mで行われる3歳限定のG1レースです。
今年の3歳世代の頂点を決めるレースですが、今年は無敗で皐月賞を制したソールオリエンスが中心となりそうですが、皐月賞以外の路線からも有力な馬が何頭か参戦してきていますので、馬券的にもかなり面白いダービーになりそうです。
ちなみに、これまで無敗で皐月賞を勝ち、そのまま無事にダービーに挑んできたのは、グレード制導入以降ではシンボリルドルフ、トウカイテイオー、ミホノブルボン、ディープインパクト、サートゥルナーリア、コントレイル、エフフォーリアがいますが、サートゥルナーリアとエフフォーリア以外はダービーを勝っています。
過去10年の1番人気馬の戦績は3-2-2-3、勝率30%、連対率50%、複勝率70%ということで、1番人気馬の信頼度は標準的なレースと言えるかと思います。
東京優駿(日本ダービー)2023 出走予定馬
登録馬は以下の19頭となっています。
馬名 | 性齢 | 斤量 | 調教師 |
---|---|---|---|
グリューネグリーン | 牡3 | 57 | (美)相沢郁 |
サトノグランツ | 牡3 | 57 | (栗)友道康夫 |
シーズンリッチ | 牡3 | 57 | (美)久保田貴 |
シャザーン | 牡3 | 57 | (栗)友道康夫 |
ショウナンバシット | 牡3 | 57 | (栗)須貝尚介 |
スキルヴィング | 牡3 | 57 | (美)木村哲也 |
ソールオリエンス | 牡3 | 57 | (美)手塚貴久 |
タスティエーラ | 牡3 | 57 | (美)堀宣行 |
トーセントラム | 牡3 | 57 | (美)小桧山悟 |
トップナイフ | 牡3 | 57 | (栗)昆貢 |
ドゥラエレーデ | 牡3 | 57 | (栗)池添学 |
ノッキングポイント | 牡3 | 57 | (美)木村哲也 |
ハーツコンチェルト | 牡3 | 57 | (美)武井亮 |
パクスオトマニカ | 牡3 | 57 | (美)久保田貴 |
ファントムシーフ | 牡3 | 57 | (栗)西村真幸 |
フリームファクシ | 牡3 | 57 | (栗)須貝尚介 |
ベラジオオペラ | 牡3 | 57 | (栗)上村洋行 |
ホウオウビスケッツ | 牡3 | 57 | (美)奥村武 |
メタルスピード | 牡3 | 57 | (美)斎藤誠 |
予想オッズ
1 | ソールオリエンス | 2.3 |
2 | スキルヴィング | 4.8 |
3 | タスティエーラ | 6.4 |
4 | ファントムシーフ | 7.6 |
5 | サトノグランツ | 9.5 |
6 | ハーツコンチェルト | 12.3 |
7 | ドゥラエレーデ | 18.6 |
予想オッズ上位人気馬の見解
ソールオリエンス
戦績3戦3勝 美浦・手塚貴久
父キタサンブラック 母父All Motivator
前走は皐月賞(G1 中山芝2000M)に出走し、2番人気だったが見事1着。
その前走の皐月賞は直線に向いたところで後方2番手の位置だったが、大外から豪快に伸びてほぼ全頭を差し切っている。
無敗の皐月賞馬ながら未だキャリア3戦ということで、伸びしろもまだまだかなりありそうなので、中心視は妥当なところか。
スキルヴィング
戦績4戦3勝 美浦・木村哲也
父キタサンブラック 母父シンボリクリスエス
前走は青葉賞(G2 東京芝2400M)に出走し、1番人気に応えて見事1着。
その前走の青葉賞は着差こそ半馬身差だったが、着差以上の余裕をみせての完勝だった。
青葉賞馬が本番のダービーを勝てないジンクスがずっと続いているが、コノ馬のスケールならそのジンクスを破り去る可能性も十分あると思える。
タスティエーラ
戦績4戦2勝 美浦・堀宣行
父サトノクラウン 母父マンハッタンカフェ
前走は皐月賞(G1 中山芝2000M)に出走し、5番人気だったが2着に好走。
その前走の皐月賞は直線半ばで完全に先頭に立って勝ったかと思われたが、ゴール直前にソールオリエンスの強襲に遭って惜しくも敗れてしまった。
2走前の弥生賞ディープインパクト記念(G2)を勝った辺りから急激に成長している感じがするので、距離延長のダービーでは逆転する可能性はあると思える。
ファントムシーフ
戦績5戦3勝 栗東・西村真幸
父ハービンジャー 母父Medaglia d’Oro
前走は皐月賞(G1 中山芝2000M)に出走し、1番人気に推されたが結果は3着。
その前走の皐月賞は中団よりやや後方のポジションから直線はジワジワと伸びたが、ギリギリ3着までという内容だった。
これまでの走りをみる限り2400Mへの距離延長は微妙な感じもするが、ここでも好走出来る可能性はそれなりにあると思える。
サトノグランツ
戦績5戦3勝 栗東・友道康夫
父サトノダイヤモンド 母父Oratorio
前走は京都新聞杯(G2 京都芝2200M)に出走し、1番人気に応えて見事1着。
その前走の京都新聞杯はかなりスローな流れで直線は上り勝負となったが、長く良い脚を使って勝ち切っている。
これまで見せた勝負根性はこのメンバーでも十分通用するレベルにあると思えるので、全く軽視は出来ない1頭だと思える。
ハーツコンチェルト
戦績5戦1勝 美浦・武井亮
父ハーツクライ 母父Unbridled’s Song
前走は青葉賞(G2 東京芝2400M)に出走し、2番人気2着。
新馬戦を8馬身差の圧勝でその後かなり注目されていたが、2戦目以降はなかなか勝ち切れず、それでも前走は直線でかなり良い脚を使ってかなり惜しい2着に好走している。
距離をかなり伸ばしてパフォーマンスを大きく上げて来ている点は好感が持てるので、ここでも軽視はしないほうが良いと思える。
ドゥラエレーデ
戦績6戦2勝 栗東・池添学
父ドゥラメンテ 母父オルフェーヴル
前走はUAEに遠征し、UAEダービー(G2 ダート1900M)に出走し、13頭立ての2着。
デビュー3戦目に未勝利戦をダートで勝ち上がっているためか、前走はUAEに遠征してダート戦を使っているが、芝でも2走前にホープフルS(G1)を堂々と勝っているので、能力はかなり高い馬という可能性が高い気がする。
2400Mの距離は微妙な気もするが、絶対的な能力でこなせそうな感じもするので、コノ馬も当然ながら軽視は禁物という感じがする。
現時点での狙い馬候補
今年の東京優駿(日本ダービー)はA評価の馬が2頭いるが、諸々の条件を考慮するとコノ馬が狙い馬になるか。
前走は着差以上に余裕のある勝ち方で、歴代のダービー馬と比較しても遜色ないレベルにまで十分達していると思える。
長年のジンクスを破り捨てる可能性もコノ馬なら十分あると思えるので、競馬界の七不思議の一つが今年解決するとみている。
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