【宝塚記念2023】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2023年6月25日（日）に行われる「宝塚記念2023」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で64回目を迎える「宝塚記念」は阪神芝2200Mで行われる３歳以上のＧ１レースです。
暮れに行われる有馬記念と同じくファン投票によって出走馬が決められるレースで、上半期のグランプリレースと呼ばれています。
歴代の優勝馬の名前を見渡すと、この宝塚記念が初のＧ１勝ちという馬が多いという印象があり、最近で言うとエイシンデピュティ、ナカヤマフェスタ、アーネストリー、ラブリーデイ、ミッキーロケットなどがそれに該当すると思います。
過去10年の１番人気馬の戦績は2-2-1-5、勝率20%、連対率40%、複勝率50%ということで、1番人気馬の信頼度はやや低目と言えるかと思います。

宝塚記念2023 出走予定馬

登録馬は以下の20頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

イクイノックス

戦績7戦5勝 美浦・木村哲也

父キタサンブラック　母父キングヘイロー

前走はドバイに遠征しドバイシーマクラシック（Ｇ１ 芝2410M）に出走し、１０頭立てで見事１着。
３歳春は皐月賞（Ｇ１）２着、日本ダービー（Ｇ１）２着に終わったが、秋に天皇賞・秋（Ｇ１）、有馬記念（Ｇ１）を勝っており、前走と合わせて既にＧ１を３勝している。
関西圏のレースが初となる点がどうかと思うが、間違いなく現役ナンバーワンの評価の馬だと思うので、恥ずかしレースはして欲しくないところか。

ジャスティンパレス

戦績10戦5勝 栗東・杉山晴紀

父ディープインパクト　母父Royal Anthem

前走は天皇賞・春（Ｇ１ 京都芝3200M）に出走し、２番人気だったが見事１着。
３歳春は皐月賞（Ｇ１）９着、日本ダービー（Ｇ１）９着に終わったが、秋に神戸新聞杯（Ｇ２）を勝って、
菊花賞（Ｇ１）は３着、有馬記念（Ｇ１）は７着という結果だった。
しかしながら、古馬となって急激に成長し阪神大賞典（Ｇ２）と前走をかなり強い勝ち方で連勝している。
現時点の評価は現役最強クラスにかなり近いレベルまで来ていると思えるので、今回のメンバー相手でも好勝負必至と思える。

ジェラルディーナ

戦績19戦6勝 栗東・斎藤崇史

父モーリス　母父ディープインパクト

前走は香港に遠征しクイーンエリザベス二世Ｃ（Ｇ１ 芝2000M）に出走し、７番頭立ての６着。
直近の２戦は案外な結果に終わっているが、やや条件が合っていなかった感じもするので、ここでは大きくパフォーマンスを上げて来る可能性はありそうか。

ディープボンド

戦績22戦5勝 栗東・大久保龍志

父キズナ　母父キングヘイロー

前走は天皇賞・春（Ｇ１ 京都芝3200M）に出走し、５番人気だったが２着に好走。
Ｇ１勝利は無いものの、これまでＧ２の重賞を海外含め４勝もしている。
タフなレースになれば成るほど浮上してい来る馬なので、条件が合えば今回も好走出来る可能性はありそうか。

アスクビクターモア

戦績11戦4勝 美浦・田村康仁

父ディープインパクト　母父Rainbow Quest

前走は天皇賞・春（Ｇ１ 京都芝3200M）に出走し、４番人気だったが１１着に凡走。
３歳時は皐月賞（Ｇ１）５着、日本ダービー（Ｇ１）３着、そして菊花賞（Ｇ１）は見事に勝ったが、古馬になってからの２戦が案外過ぎる結果に終わっている。
しかしながら、高速馬場になれば未だ見限れない要素が残っていると思うので、未だ軽視はしないほうが良い気がする。

ブレークアップ

戦績20戦5勝 栗東・吉岡辰弥

父ノヴェリスト　母父クロフネ

前走は天皇賞・春（Ｇ１ 京都芝3200M）に出走し、７番人気だったが４着に食い込んでいる。
４走前にアルゼンチン共和国杯（Ｇ２）を勝ち、２走前の阪神大賞典（Ｇ２）も３着に好走している。
ジワジワと地力を強化し続けている印象で、タフな条件も合っている馬なので、絶対に軽視は出来ない１頭という感じがする。

ヴェラアズール

戦績24戦6勝 栗東・渡辺薫彦

父エイシンフラッシュ　母父クロフネ

前走はドバイに遠征しドバイワールドＣ（Ｇ１ ダート2000M）に出走し、１５頭立ての１３着に終わっている。
デビューから長らくダートをメインに使われていたのが、昨年３月から芝を使われるようになってから
急激にパフォーマンスを上げて４走前に京都大賞典（Ｇ２）を勝ち、次走のジャパンカップ（Ｇ１）もムーア騎手の神騎乗によって見事勝っている。
直近の２戦が案外な結果に終わっているが、今回は条件が好転すると思うので巻き返す可能性はあると思える。

現時点での狙い馬候補

今年の宝塚記念はA評価の馬が２頭いるが、諸々の条件を考慮するとコノ馬が狙い馬となる。
古馬になってから急激に成長しており、芝中長距離路線での破壊力で言えば現役ナンバーワンと思える。
そして未だ強くなる余地も残している感じがするので、ここを勝って現役最強馬に近づくとみている。

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