【ラジオNIKKEI賞2023】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2023年7月2日（日）に行われる「ラジオNIKKEI賞2023」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で72回目を迎える「ラジオNIKKEI賞」は福島芝1800Mで行われる３歳限定のＧ３のハンデ重賞です。
昔は「東京優駿（日本ダービー）の勝ち馬は出走出来ない」という規定があったそうで、俗に「残念ダービー」と呼ばれている時代がありました。また、歴代の勝ち馬で後にＧ１を勝った馬は1992年の勝ち馬シンコウラブリイ以来出ていませんので、出世レースというイメージは無いレースですが、2018年にこのレースで2着だったフィエールマンが後に菊花賞を勝ち、天皇賞（春）を連覇しましたので、今後はＧ１を勝つような活躍馬も出てくるかも知れません。
過去10年の１番人気馬の戦績は2-2-0-6、勝率20%、連対率40%、複勝率40%ということで、1番人気馬の信頼度は低目なレースとなっています。

ラジオNIKKEI賞2023 出走予定馬

登録馬は以下の20頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

バルサムノート

戦績5戦2勝 栗東・高野友和

父モーリス　母父ダイワメジャー

前走は白百合Ｓ（Ｌ 京都芝1800M）に出走し、３番人気だったが見事１着。
これまで５戦走って馬券圏外は１度だけで、掲示板外は一度も無いのは評価出来る。
前走の時計は水準級ではあるが上り３Ｆは優秀な部類に入ると思うので、今回のメンバー相手なら中心視でも良い気がする。

レーベンスティール

戦績4戦2勝 美浦・田中博康

父リアルスティール　母父トウカイテイオー

前走は東京芝1800Mの１勝クラス戦に出走し、１番人気に応えて見事１着。
これまで４戦して連対を外していない点はかなり評価出来る。
前走の勝ちタイム自体は平凡だが上り３Ｆはかなり優秀で５馬身差をつけて勝った点もかなり評価出来るので、コノ馬もここで十分勝ち負けになりそうか。

ウヴァロヴァイト

戦績5戦2勝 美浦・萩原清

父サトノクラウン　母父サンデーサイレンス

前走はスイートピーＳ（Ｌ 東京芝1800M）に出走し、２番人気だったが見事１着。
２走前のクイーンＣ（Ｇ３）は１０着に大敗しているが、自己条件の前走はキッチリと勝ち切っている点は評価出来る。
成長力はありそうな馬なので、ここでも好走は可能かも知れないか。

アイスグリーン

戦績6戦2勝 栗東・池添学

父モーリス　母父スペシャルウィーク

前走は白百合Ｓ（Ｌ 京都芝1800M）に出走し、４番人気２着。
２走前のスプリングＳ（Ｇ２）は１０着に大敗しているが、前走は勝ち馬とクビ差のかなり惜しい競馬だった点は評価出来る。
やや戦績にムラがあるが、未だこれから強くなりそうな雰囲気もあるので、どちらにしろ軽視は禁物という感じか。

現時点での狙い馬候補

今年のラジオNIKKEI賞はA評価の馬が２頭いるが、諸々の条件を考慮するとコノ馬が狙い馬となる。
前走の勝ちっぷりはまだまだ伸びしろを感じる内容で、スケール感もかなりある馬だと思える。
ここをアッサリ勝って秋には大きく飛躍する可能性がかなり高いとみている。

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