【府中牝馬ステークス2023】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2023年10月14日（土）に行われる「府中牝馬ステークス2023」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で71回目を迎える「府中牝馬ステークス」は東京芝1800Mで行われる３歳以上牝馬限定のＧ２重賞です。
エリザベス女王杯やマイルＣＳを見据えた牝馬が出走するレースですが、これまで何度かレース名や施行条件が変更となっており、1996年に1600Mから1800Mになり、2011年にＧ３からＧ２に格上げとなっています。
2020年の勝ち馬サラキアは次走のエリザベス女王杯で２着に好走し、暮れの有馬記念でも２着に好走しています。2018年の勝ち馬ディアドラは次走の香港Ｃで２着、2017年の勝ち馬クロコスミアは次走のエリザベス女王杯で２着、2016年の勝ち馬クイーンズリングは次走のエリザベス女王杯を勝っており、最近の勝ち馬は次走でかなり活躍する傾向となっています。
過去10年の１番人気馬の戦績は1-4-1-4、勝率10%、連対率50%、複勝率60%ということで、意外にも勝率が低く、１番人気馬の信頼度は今ひとつのレースとなっています。

府中牝馬ステークス2023 出走予定馬

登録馬は以下の13頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

ディヴィーナ

戦績15戦4勝 栗東・友道康夫

父モーリス　母父ディープインパクト

前走は関屋記念（Ｇ３ 新潟芝1600M）に出走し、２番人気２着。
オープン昇級後は長らく厳しいレースが続いていたが、３走前のヴィクトリアマイル（Ｇ１）で４着に好走した辺りから、覚醒してきた感じか。
1800Mへの距離延長も高速馬場なら問題ないと思えるので、ここは中心視が妥当か。

プレサージュリフト

戦績7戦2勝 美浦・木村哲也

父ハービンジャー　母父ディープインパクト

前走は東京新聞杯（Ｇ３ 東京芝1600M）に出走し、６番人気３着。
３歳２月にクイーンＣ（Ｇ３）を勝って３歳牝馬三冠レースではオークス（Ｇ１）の５着が最高だった。
２走前の京都金杯（Ｇ３）からマイル路線にシフトして２戦続けて馬券圏内は確保している。
今回は久々となるが、このメンバー相手なら軽視は出来ない感じか。

ルージュエヴァイユ

戦績9戦4勝 美浦・黒岩陽一

父ジャスタウェイ　母父Frankel

前走はエプソムＣ（Ｇ３ 東京芝1800M）に出走し、７番人気だったが２着に好走。
３走前に準オープンを勝ち上がって、オープン昇級直後の２戦は２桁着順に終わっていたが、前走はかなり良い走りを見せて好走している。
戦績にムラがあるが地力はかなり高い馬なので、牝馬限定重賞なら十分勝ち負け出来そうか。

ルージュスティリア

戦績9戦4勝 栗東・藤原英昭

父ディープインパクト　母父Storm Cat

前走は中京記念（Ｇ３ 中京芝1600M）に出走し、１番人気に推されたが結果は３着。
４走前に準オープンを勝ち上がり、オープン昇級後の２戦はもう一息のレースだったが、前走で初めて重賞で馬券圏内に好走出来ている。
着実に地力は付けて来ている感じなので、コノ馬もここで軽視は禁物という感じか。

ストーリア

戦績13戦4勝 栗東・杉山晴紀

父リオンディーズ　母父ジャングルポケット

前走は関越Ｓ（オープン 新潟芝1800M）に出走し、４番人気だったが見事１着。
４走前に格上挑戦ながら中山牝馬Ｓ（Ｇ３）で２着に好走しており、牝馬限定重賞での連対実績がある。
前走で負かしたアドマイヤハダルが毎日王冠（Ｇ２）でハイレベルメンバー相手に僅差の４着に好走しているので、コノ馬も軽視は出来ない１頭か。

現時点での狙い馬候補

今年の府中牝馬ステークスはA評価の馬が２頭いるが、諸々の条件を考慮すると狙い馬になるのはコノ馬か。
前走は負けたものの先々をかなり期待出来る内容だったので、牝馬同士の一戦なら十分勝ち負け出来そうか。

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