【富士ステークス2023】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2023年10月21日（土）に行われる「富士ステークス2023」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で26回目を迎える「富士ステークス」は東京芝1600Mで行われる３歳以上のＧ２重賞です。
来月に行われるマイルチャンピオンシップ（Ｇ１）のステップレースという位置づけとなっており、１着馬には優先出走権が与えられます。
このレースの勝ち馬で後にマイルＣＳを勝った馬はエアジハード、エイシンアポロン、ダノンシャーク、そして昨年のセリフォスと４頭いますが、同じ年にマイルＣＳを勝ったのはエイシンアポロンとセリフォスの２頭となっています。
過去10年の１番人気馬の戦績は4-1-0-5、勝率40%、連対率50%、複勝率50%ということで、勝率はそこそこですが、１番人気馬の信頼度としては標準的なレースとなっています。

富士ステークス2023 出走予定馬

登録馬は以下の13頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

ソーヴァリアント

戦績14戦5勝 美浦・大竹正博

父オルフェーヴル　母父シンボリクリスエス

前走は札幌記念（Ｇ２ 札幌芝2000M）に出走し、４番人気３着。
これまで一昨年と昨年のチャレンジＣ（Ｇ３ 阪神芝2000M）を連覇しているが、戦績にムラがある印象が強い。
マイルは初となる点が不安要素で、思っていたよりも人気になるようなら多少割り引きたい感じもする。

ダノンタッチダウン

戦績5戦1勝 栗東・安田隆行

父ロードカナロア　母父Dansili

前走はＮＨＫマイルＣ（Ｇ１ 東京芝1600M）に出走し、６番人気４着。
２歳時はデイリー杯２歳Ｓ（Ｇ２）と朝日杯ＦＳ（Ｇ１）で２着に好走している。
皐月賞（Ｇ１）は大敗したが、前走は巻きかえしているので、マイルの距離ならこのメンバーでも通用する可能性はありそうか。

シャンパンカラー

戦績6戦3勝 美浦・田中剛

父ドゥラメンテ　母父Reckless Abandon

前走は安田記念（Ｇ１ 東京芝1600M）に出走し、１１番人気１４着。
２走前のＮＨＫマイルＣ（Ｇ１）は９番人気ながら見事に勝っている。
古馬との初対戦となった前走は着順は悪かったが内容的にはそれほど悲観する内容では無いと思えるので、相手関係が多少楽になる今回は好走出来る可能性はそれなりにありそうか。

イルーシヴパンサー

戦績14戦6勝 美浦・久保田貴士

父ハーツクライ　母父キングカメハメハ

前走は安田記念（Ｇ１ 東京芝1600M）に出走し、７番人気１０着。
これまで昨年の東京新聞杯（Ｇ３）と今年の京都金杯（Ｇ３）を勝っている。
前走の安田記念は着順ほど内容は悪くない感じで、ベスト条件で今回のメンバーレベルなら十分勝ち負け出来そうな感じはする。

ナミュール

戦績11戦3勝 栗東・高野友和

父ハービンジャー　母父ダイワメジャー

前走は安田記念（Ｇ１ 東京芝1600M）に出走し、９番人気１６着。
３歳時はチューリップ賞（Ｇ２）を勝って、オークス（Ｇ１）３着、秋華賞（Ｇ１）は２着に好走している。
前走の安田記念（Ｇ１）は大敗してしまったが、言い訳は出来ると思うので、地力は元々かなりある馬でリフレッシュした今回はかなり期待して良い気がする。

レッドモンレーヴ

戦績10戦5勝 美浦・蛯名正義

父ロードカナロア　母父ディープインパクト

前走は安田記念（Ｇ１ 東京芝1600M）に出走し、１０番人気６着。
４走前に準オープンを勝ち上がり、２走前には京王杯ＳＣ（Ｇ２）を勝っている。
東京芝のマイルはベスト条件と思えるので、このメンバー相手なら十分上位争い出来そうか。

現時点での狙い馬候補

今年の富士ステークスはA評価の馬が２頭いるが、諸々の条件を考慮すると狙い馬になるのはコノ馬か。
前走は大敗したが言い訳は出来る内容だったので、リフレッシュされた今回は大きく巻き返す可能性はかなりあると思える。

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