【エリザベス女王杯2023】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2023年11月12日（日）に行われる「エリザベス女王杯2023」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で48回目となる「エリザベス女王杯」は京都芝2200Mで行われる３歳以上の牝馬限定Ｇ１レースです。
その年の牝馬ナンバーワン決定戦という位置づけですが、このレースを勝った馬が最優秀4歳以上牝馬にならないケースもあり、近年は超一流の牝馬はジャパンカップなどの他のレースに出るケースも増えていると言えます。
但し、2018年の勝ち馬であるリスグラシューはその年最優秀４歳以上牝馬に選ばれ、さらに翌年の2019年は宝塚記念（Ｇ１）、コックスプレート（Ｇ１）、有馬記念（Ｇ１）とＧ１を３連勝し、年度代表馬に選定されるほどの活躍をしています。
過去10年の１番人気馬の戦績は1-2-2-5、勝率10%、連対率30%、複勝率50%ということで、勝率が低く１番人気馬の信頼度はやや低目なレースと言えるかと思います。

エリザベス女王杯2023 出走予定馬

登録馬は以下の15頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

ブレイディヴェーグ

戦績4戦2勝 美浦・宮田敬介

父ロードカナロア　母父ディープインパクト

前走はローズＳ（Ｇ２ 阪神芝1800M）に出走し、１番人気に推されたが結果は２着。
これまで４戦２勝２着で４戦とも上り最速を記録している。
その前走のローズＳを勝ったマスクトディーヴァが秋華賞（Ｇ１）で２着に好走しているところから、コノ馬も相当な地力を秘めているのは間違い無さそうか。
但し、古馬とは未対戦で一気に相手も上がるので、思っていたよりも人気になるようなら少し割り引きたい感じもある。

ジェラルディーナ

戦績21戦6勝 栗東・斎藤崇史

父モーリス　母父ディープインパクト

前走はオールカマー（Ｇ２ 中山芝2200M）に出走し、３番人気６着。
昨年のこのレースを勝ち、その後有馬記念（Ｇ１）でも３着に好走している。
その後は馬券圏内の好走が無い状況だが、力は未だ衰えてはいないと思うので、ここで巻返して連覇を達成する可能性も十分あると思える。

ハーパー

戦績6戦2勝 栗東・友道康夫

父ハーツクライ　母父Jump Start

前走は秋華賞（Ｇ１ 京都芝2000M）に出走し、２番人気３着。
春はクイーンＣ（Ｇ３）を勝ち、桜花賞（Ｇ１）は４着、オークス（Ｇ１）は２着に好走している。
速い脚はあまり使えないが、堅実性はかなり高い馬なので、このメンバー相手でも上位に食い込める可能性はありそうか。

サリエラ

戦績6戦3勝 美浦・国枝栄

父ディープインパクト　母父Lomitas

前走は新潟記念（Ｇ３ 新潟芝2000M）に出走し、１番人気に推されたが結果は７着。
前走は案外な結果に終わったが、２走前の目黒記念（Ｇ２）で僅差の３着に好走している。
前走も着順ほど内容は悪くないと思えるので、今回のメンバー相手なら巻き返しは十分可能か。

ディヴィーナ

戦績17戦5勝 栗東・友道康夫

父モーリス　母父ディープインパクト

前走は府中牝馬Ｓ（Ｇ２ 東京芝1800M）に出走し、１番人気に応えて見事１着。
オープン昇級後はかなり厳しい結果が続いていたが、４走前のヴィクトリアマイル（Ｇ１）で４着に好走してから覚醒した感じか。
2200Mはギリギリという感じもするが、勢いはあるので、軽視は禁物な１頭か。

現時点での狙い馬候補

今年のエリザベス女王杯はA評価の馬が２頭いるが、諸々の条件を考慮すると狙い馬になるのはコノ馬か。
前走も着順ほど内容は悪くなく、恐らくこのレースが目標なのは間違いないので、ここで大きく巻き返してくる可能性はかなりあるとみている。

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