【朝日杯フューチュリティステークス2023】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2023年12月17日（日）に行われる「朝日杯フューチュリティステークス2023」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で75回目となる「朝日杯フューチュリティステークス」は阪神芝1600Mで行われる２歳限定のＧ１レースです。
2013年までは中山芝1600Mで行われていましたが2014年から現行の形となり、以前は実質的に２歳牡馬ナンバーワン決定戦という位置づけでしたが、2017年にホープフルＳがＧ１に格上げされてからは微妙な立ち位置のレースとなっています。
90年代前半ぐらいまでは翌年のクラシックを勝つ馬が良く出ていましたが、90年代後半以降はしばらくはクラシックとの結びつきが全くありませんでしたが、2012年の勝ち馬ロゴタイプ（2013年皐月賞馬）と2021年の勝ち馬ドウデュース（2022年日本ダービー馬）がクラシックを勝ちましたので以前よりはクラシックとの結びつきは出ている感じとなっています。
過去9年の１番人気馬の戦績は4-2-2-1、勝率44.4%、連対率66.7%、複勝率88.9%ということで、１番人気馬の信頼度は高目という感じになっています。

朝日杯フューチュリティステークス2023 出走予定馬

登録馬は以下の19頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

ジャンタルマンタル

戦績2戦2勝 栗東・高野友和

父Palace Malice　母父Wilburn

前走はデイリー杯２歳Ｓ（Ｇ２ 京都芝1600M）に出走し、１番人気に応えて見事１着。
デビュー戦は京都芝1800Mで好タイムで勝っており、前走も内を突いて２馬身差をつけているので、現時点での完成度はかなり高いと思える。
馬体もかなり良いので、ここは中心視が妥当なところか。

シュトラウス

戦績3戦2勝 美浦・武井亮

父モーリス　母父アドマイヤベガ

前走は東京スポーツ杯２歳Ｓ（Ｇ２ 東京芝1800M）に出走し、４番人気だったが見事１着。
２走前のサウジアラビアＲＣ（Ｇ３）は３着に終わったが、前走はモレイラ騎手の好騎乗もあったが、見事に勝ち切っている。
ややローテーション的に微妙な気もするが、コノ馬も当然ながら有力処の１頭になりそうか。

ダノンマッキンリー

戦績2戦2勝 栗東・藤原英昭

父モーリス　母父Holy Roman Emperor

前走は秋明菊賞（１勝クラス 京都芝1400M）に出走し、１番人気に応えて見事１着。
新馬戦は阪神芝1400Mで勝っており、何れも好タイムで勝っている。
マイルへの距離延長は微妙かも知れないが、好素質なのは間違いないので、上位に食い込む可能性はそれなりにありそうか。

エコロヴァルツ

戦績2戦2勝 栗東・牧浦充徳

父ブラックタイド　母父キングカメハメハ

前走はコスモス賞（オープン 札幌芝1800M）に出走し、１番人気に応えて見事１着。
その前走のコスモス賞は２着馬に６馬身差をつけており、かなり強い勝ち方だった。
マイルへの距離短縮もかなりのプラスとなりそうなので、コノ馬も十分勝ち負けになりそうか。

セットアップ

戦績3戦2勝 美浦・鹿戸雄一

父デクラレーションオブウォー　母父アルデバラン２

前走は札幌２歳Ｓ（Ｇ３ 札幌芝1800M）に出走し、３番人気だったが見事１着。
デビュー戦は２着に負けたが、２戦目の未勝利戦と前走と連勝しており、コノ馬も素質はかなりありそうか。
距離短縮もプラスに働きそうなので、コノ馬も勝ち負けになる可能性は十分あると思える。

現時点での狙い馬候補

今年の朝日杯フューチュリティステークスはA評価の馬が４頭いるが、諸々の条件を考慮すると狙い馬になるのはコノ馬か。
前走はかなり強い内容で勝っているが、まだまだ伸びしろもあると思えるので、ここも好勝負出来る可能性はかなりあるとみている。

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