【チューリップ賞2023】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2023年3月4日（土）に行われる「チューリップ賞2023」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で30回目を迎える「チューリップ賞」は阪神芝1600Mで行われる３歳牝馬限定のＧ２重賞です。
桜花賞のトライアルレースということで、３着までに優先出走権が与えられます。
最近の勝ち馬で桜花賞を勝ったのは意外と少なく2009年のブエナビスタと2014年のハープスターの２頭だけですが、2016年のシンハライトと2017年のソウルスターリングは後にオークスを勝っています。桜花賞は勝てなくても、後にダービーを勝ったウォッカや桜花賞に出られずにオークスを勝ったエアグルーヴのようなケースもありましたので、過去の勝ち馬には後に名牝と呼ばれる馬が多数存在します。
過去10年の１番人気馬の戦績は6-1-1-2、勝率60%、連対率70%、複勝率80%ということで勝率・連対率・複勝率の何れも高く、１番人気馬の信頼度は高めのレースと言えます。

チューリップ賞2023 出走予定馬

登録馬は以下の17頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

ドゥーラ

戦績4戦2勝 栗東・高橋康之

父ドゥラメンテ　母父キングヘイロー

前走は阪神ＪＦ（Ｇ１ 阪神芝1600M）に出走し、６番人気６着。
その前走はメンバー上り最速の脚を使ってはいるが、ポジションがほぼ最後方では６着までが精一杯だったか。
しかしながら２走前に札幌２歳Ｓ（Ｇ３）を勝っていて地力はあるので、タフな条件になってくれば必ず浮上はしてくると思える。

ペリファーニア

戦績1戦1勝 美浦・鹿戸雄一

父モーリス　母父ハーツクライ

前走は中山芝1600Mの新馬戦に出走し、１番人気に応えて見事１着。
その前走の新馬戦の勝ちタイムが1分36秒0、上り３Ｆが35.0ということで全体時計も上り３Ｆも平凡な部類か。
それでも、エフフォーリアの半妹という良血馬なのと、レース振りはかなり余裕を持って後続を２馬身離していたので、素質的にはかなりのレベルにありそうか。
馬体もシッカリしているので、ここでいきなり好走する可能性も十分ありそうか。

キタウイング

戦績5戦3勝 美浦・小島茂之

父ダノンバラード　母父アイルハヴアナザー

前走はフェアリーＳ（Ｇ３ 中山芝1600M）に出走し、１１番人気という低評価だったが見事１着。
３走前には新潟２歳Ｓ（Ｇ３）も勝っているので、既にこの時点で重賞を２勝している点は評価出来る。
前走もフロックとは思えないので、２走前に今回と同じ条件の阪神ＪＦ（Ｇ１）を大敗しているものの軽視は絶対に出来ないか。

ダルエスサラーム

戦績4戦2勝 栗東・高野友和

父ダイワメジャー　母父Tapit

前走は紅梅Ｓ（Ｌ 中京芝1400M）に出走し、４番人気だったが見事１着。
これまで４戦して2-1-1-0と堅実に走れており、未勝利戦ではマイルで勝ち鞍を挙げているが、本質的には1400M以下が合っていそうな感じもする。
ゆえに思っていたよりも人気になるようなら敢えて割り引く感じになるかも知れないか。

現時点での狙い馬候補

今年のチューリップ賞はA評価の馬が２頭いるが、諸々の条件を考慮すると狙い目はコノ馬か。
前走は負けはしたものの悲観する内容では無かったと思える。今回はかなり相手関係が楽になっていると思えるので十分巻き返せる筈か。

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