【スワンステークス2023】出走予定馬・予想オッズ・人気馬見解

2023年10月28日（土）に行われる「スワンステークス2023」の出走予定馬と予想オッズ、ならびに上位人気になりそうな馬の見解について書かせて頂きます。

今年で66回目となる「スワンステークス」は京都芝1400Mで行われる３歳以上のＧ２重賞です。
11月に行われるマイルチャンピオンシップ（Ｇ１）のステップレースという位置づけのレースで、1着馬にマイルチャンピオンシップの優先出走権が与えられますが、ステップレースでありながら、このレースを勝ってマイルＣＳを制した馬は1997年のタイキシャトル以来出ていませんので、近年は本番との結びつきはかなり弱くなり、寧ろスプリント路線寄りの馬のほうが活躍している傾向があるかと思います。

過去10年の１番人気馬の戦績は3-2-1-4、勝率30%、連対率50%、複勝率60%ということで、１番人気馬の信頼度は標準的なレースとなっています。

スワンステークス2023 出走予定馬

登録馬は以下の21頭となっています。

予想オッズ

予想オッズ上位人気馬の見解

グレナディアガーズ

戦績14戦3勝 栗東・中内田充正

父Frankel　母父Harlington

前走は高松宮記念（Ｇ１ 中京芝1200M）に出走し、１０番人気６着。
２歳時に朝日杯ＦＳ（Ｇ１）を勝ち、一昨年に阪神カップ（Ｇ２）を勝っている。
戦績にかなりムラがあるタイプでアテにし辛いタイプの馬だが、地力は間違いなく有る馬で、今回はベストに近い条件なので久々でも軽視は出来ない１頭となるか。

アヴェラーレ

戦績14戦5勝 美浦・木村哲也

父ドゥラメンテ　母父Harlan’s Holiday

前走は関屋記念（Ｇ３ 新潟芝1600M）に出走し、４番人気だったが見事１着。
３走前に準オープンを勝ち上がり、２走前の京王杯ＳＣ（Ｇ２）はオープン昇級初戦ながら４着に入っている。
ここの来てグングン地力をつけている印象が強いので、ここでも好走して重賞連勝する可能性はかなりありそうか。

ルージュスティリア

戦績10戦4勝 栗東・藤原英昭

父ディープインパクト　母父Storm Cat

前走は府中牝馬Ｓ（Ｇ２ 東京芝1800M）に出走し、５番人気７着。
５走前に準オープンを勝ち上がり、２走前に中京記念（Ｇ３ 中京芝1600M）で３着に入っている。
前進気勢が強い馬なので1400Mへの距離短縮はプラスに働く可能性があるので、ここで軽視は出来ない１頭か。

ルガル

戦績8戦2勝 栗東・杉山晴紀

父ドゥラメンテ　母父New Approach

前走は朱鷺Ｓ（Ｌ 新潟芝1400M）に出走し、１番人気推されたが結果は３着。
３走前に橘Ｓ（Ｌ）を勝ち、２走前には葵Ｓ（Ｇ３）で２着に好走している。
今年の３歳馬のスプリント路線のレベルが微妙な気もするが、軽視は出来ない１頭だと思える。

現時点での狙い馬候補

今年のスワンＳはA評価の馬が１頭のみなので、必然的にコノ馬が狙い馬となる。
前走は着差以上の強さを示しており、本格化は間違いなく、この勢いならこのメンバー相手なら当然勝ち負けになる筈。

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